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[取材・構成・文=森井隆二郎(A4studio)、撮影=浅野誠司

【ジャパントラックショー2018】日本最大のトラック展示会
物流業界のさらなる発展のために――各メーカーの最新技術を見聞

世の中の物流や輸送に、多大な貢献をしているのがトラック。


5月10日から12日まで、神奈川県横浜市にあるパシフィコ横浜にて開催された「ジャパントラックショー2018」では、 トラックにまつわる129社が出展し、最新の車両や製品などを披露しました。


イベントの開催は2016年以来2回目でしたが、そこにはどんな世界が広がっていたのでしょうか? 今回はイベント初日の様子をレポートしながら、物流業界が抱えている課題についても考えていきたいと思います。




【三菱ふそうトラック・バス株式会社】事故防止を徹底した最先端の安全装備


まずは今回が初出展となった、三菱ふそうトラック・バス株式会社のブースに行ってみると、大型トラックがドーンとお出迎えしてくれました。






――すごく迫力のある車両ですが、これこそが最新トラックなのでしょうか?


説明員さん「ええ。こちらは、2017年に21年ぶりのフルモデルチェンジを遂げた『スーパーグレート』という大型トラックでして、 安全性や快適性、経済性が向上しました。全車に『ShiftPilot(シフトパイロット)』という12速機械式自動トランスミッションを導入しており、 滑らかに走り出すことができます。また、従来の12.8Lのエンジンを軽量化し、新たに10.7Lと7.7Lの2種類のエンジンを搭載したため、 燃費性能も向上しています。安全装備としましては、ハンドルの前に……」





――何か、出っ張った部分があるようですね。


説明員さん「こちらは『アクティブ・アテンション・アシスト』という、赤外線センサーになっております。 ドライバーさんの顔認証をして、わき見運転や居眠りをしてしまったときなどに、『危険です』とアラームで警告する機能ですね。 他には、一定の車間距離が詰まったときに自動でブレーキをかけてくれる『アクティブ・ブレーキ・アシスト』なども搭載されております」


――窓の近くに見える、「△」のマークも安全装備の一環なのでしょうか?


説明員さん「あちらは『アクティブ・サイドガード・アシスト』のランプです。左折時に巻き込み事故を起こしてしまわないよう、 ミリ波レーダーで歩行者や自転車を検知し、もしものときにはランプが点滅するようになっているんですよ」





――車両の左側はどうしても死角になってしまいがちですから、ドライバーさんにとって非常に助かる機能ですね!



【いすゞ自動車株式会社】人材不足の問題と、トラックにおけるデザインの意義


続いては、いすゞ自動車株式会社のブース。




――小型、中型、大型と、トラックがずらりと並んでいて壮観ですね。


広報さん「これらは全部、弊社オリジナルの完成車です。 一番新しいのは2015年にフルモデルチェンジを行った『ギガ』という大型トラックで、 2017年には最新の排出ガス規制に対応できるよう、さらに改良を加えました。 『ギガ』は1991年に初代モデルがデビューしたのですが、 他社さんに先駆けてフルモデルチェンジに踏み切ったという自負があり、市場ではご好評いただいておりますね。 カメラやミリ波レーダーで車間調整をするような安全装備は、標準で搭載いたしました。 また、高齢者や女性のドライバーさんも増えてきていますので、運転席へのステップを2段から3段にしたり、シートの可動域を広げたりと、 幅広い体格の方々がより快適に運転できるトラックを作っております」





――こちらが最新の「ギガ」! トラック作りにおいて、業界からはどういったリクエストが寄せられているのでしょうか?


広報さん「ドライバーさんを管理している経営者の方々は、ご自分ではトラックを運転されなくても、 安全性や快適性を意識なさっているようです。以前は燃費がよい、“とにかく稼げるトラック”が必要とされていて、 その傾向は今でも続いていると思うのですが、業界の人手不足を考えると、やはりドライバーさんをきちんと守らなければいけないということですね。 あとはトラックのデザイン面も、かなり重要なファクターだと弊社では認識しております」


――具体的にいいますと?


広報さん「これも人手不足の問題につながってくるのですが、ドライバーさんから見てカッコイイ車両かどうかというの も、 トラックの評価を左右するポイントなんですよね。トラックは “汚い” “うるさい”といったイメージを長年持たれていたと思いますので、 かつては弊社も威圧感のないデザインにするよう心掛けていました。しかし最近は、欧州のトラックのように迫力のあるデザインが若手のドライバーさんの人気を集めているんです。 デザインのトレンドも、少しずつ変わってきているのかもしれません」


――それは興味深いお話ですね。これからは街を走っているトラックを、じっくり観察してみたいと思います!


その後、ブースでは「PREISM(プレイズム)」という稼動サポート サービスのプレゼンテーションが行われ、通行人たちが足を止めていました。 車両のコンディションを遠隔でモニタリングし、故障する前に適正な整備を施すことで、トラックの休車時間を低減してくれるそうです。





【スズキ株式会社】コンパクトな軽トラックに秘められた大きなポテンシャル


お次は、スズキ株式会社のブースをチェックしてみましょう。





――消防車にしてはサイズが小さいように思えますが……?


説明員さん「この消防車は参考出品でして、実を言うと、スズキのカタログに載せて販売しているものではないのです。 今回は『キャリイ』というスズキの軽トラックをベースとし、芝浦工業さんに架装していただきました。 中型や大型の消防車では通りにくい、狭い住宅密集地でも使用できるのが利点ですね」





――消防車とは打って変わり、あちらの軽トラックは移動販売車でしょうか? フルーツの食品サンプルや、スムージー用のミキサーが荷台に置かれ、とても華やかですね。





説明員さん「はい。地方では盛んになってきているのですが、農家さんが朝に収穫した作物を軽トラックに積んで、そのまま地元の商店街に持って行って売る、 『軽トラ市』という文化があるんですよ。地方にとっては賑わい創出の1つの手段となっていますし、\ 軽トラックはこんな使われ方もしているのだという“リアル”が、この展示から伝わりましたら幸いです」


――消防車から移動販売車まで、軽トラックの様々な可能性が感じ取れる、素晴らしい展示です。


説明員さん「ちなみに、こちらの移動販売車のベースとなっているのは、近日発売予定の新型『スーパーキャリイ』です。 運転席が40度までリクライニングできる分、今までの軽トラックよりもラクに運転していただけるはずですよ。 また、運転席の後ろのスペースも高さ920mm×横幅1235mm×長さ250mmと広々。いっぱい荷物を置けますし、屋根が高いので開放感もあります。 さらには、踏み間違いを抑止してくれるサポート機能などにもこだわりました」





――「スーパーキャリイ」が登場すれば、「軽トラ市」も今以上に広がっていきそうですね。期待しております!





【日本ミシュランタイヤ株式会社】トラックを最大限に活かせるタイヤの進化



ジャパントラックショーにはトラックメーカー以外に、車両のパーツを手がける企業も複数出展しており、日本ミシュランタイヤ株式会社のブースもその1つです。





――左のタイヤは、変わった形をしていますね。


広報さん「こちらは『トゥイールSSL』という、空気が入っていないエアレスタイヤでして、小型の建設機械向けの製品です。 アメリカではすでに製品化されているものの、日本では来年初めて導入される予定となっております。建設機械は何度も旋回を繰り返すため、 タイヤの磨耗が激しいのですが、『トウィールSSL』は“エアレス”ということで、パンクする心配がないのが特徴です。 一度タイヤがパンクしてしまうと、修理のために作業を中断しなければなりませんから、そういう意味でもエアレスタイヤは生産性を高めてくれるのです」



――スポークに使われている、ヒダ状の柔らかそうな素材は樹脂でしょうか?


広報さん「その通りです。車両が障害物を乗り越えるとき、こちらの樹脂が柔軟に変形してくれるため、ドライバーさんの腰に負担がかからないのです。 建設機械にはサスペンションが入っていない分、このタイヤがドライバーさんの乗り心地をよくしてくれるというわけです」


――その一方、こちらにはまた違う種類のタイヤが並んでいますが……。





広報さん「これらは『X One(エックスワン)』という、トラック用のタイヤですね。トラックの後輪は大抵、 タイヤを2本並べた『ダブルタイヤ』が使われているのですが、ミシュランでは2本のタイヤを1本にした『ワイドシングルタイヤ』を推進しております。 なぜかというと、タイヤを2本から1本にすれば後輪1軸あたりの重さを約100kg軽量化でき、トラックの積載効率を上げられるからです。 今、物流業界は人手が足りていませんので、トラックの運行回数を極力減らしていくのが理想と言えるでしょう」


――トラックにとって、合理的なタイヤ作りを心がけているのですね。あちらのパネル展示は?





広報さん「タイヤ内部の温度と空気圧を感知する『タイヤプレッシャーモニタリ ングシステム』で、6月から提供を開始します。 タイヤがパンクしてしまいそうになったとき、ドライバーさんにアラートで知らせるのと同時に、輸送会社の管理者さんや、ミシュランのレスキューネットワークにも情報を共有します。 つまり、ドライバーさんには運転に集中していただいて、その間、管理者さんやミシュランのほうでレスキュー作業を進めるということです」


――サービスの抜かりなさに感心です! トラックを支えるパーツとして、タイヤは予想以上に大切な役割を果たしていることがわかりました。



【株式会社ナビタイムジャパン】ドライバーに寄り添ったトラック専用カーナビ



こちらは電車の乗り換え案内などでおなじみの、株式会社ナビタイムジャパンのブースです。





――こちらで紹介されている『トラックカーナビ』というのは、スマートフォンアプリなのでしょうか?


説明員さん「そうですね。2016年3月に日本初のトラック専用カーナビとしてリリースし、『2016年度グッドデザイン賞』も受賞いたしました。 おかげさまで、多くのドライバーさんたちにダウンロードしていただいております」


――乗用車向けのカーナビとの一番の違いをお教えください。


説明員さん「このアプリが“トラック専用”を謳っている由縁は、トラックが通れる道だけをルート案内できるという点です。 トラックがそもそも物理的に通れない道や、警察が“大型車通行止”の看板を出している場所などが、全国には約17万6000箇所あるんです。 都市部には特に多いのですが、普通のカーナビですと、そのような道にも平気で案内してしまうんですよね」





――約17万6000箇所という数字には驚きですし、さすがの網羅性ですが、ルート案内以外の機能もあるのでしょうか?


説明員さん「特徴的なのは、休憩スポットの検索機能です。ドライバーさんたちからは、トラックだと休憩場所に困るというお声を多数いただいておりました。 そこでナビタイムでは、トラックのような大型車が駐車できるコンビニやレストランなどを独自に調査し、このアプリを使って検索できるようにしております」


――まさに、トラックのドライバーさんたちしか知らない悩みがあったわけですね。他にも、トラックに特化したアプリは開発しているのですか?


説明員さん「今のところ他のアプリは考えておらず、ドライバーさんたちから何か要望があれば、 『トラックカーナビ』の中に新しい機能をどんどん追加していこうというスタンスですね。ただ、トラックに限定しなければ、 輸送会社の管理者向けに提供している『ビジネスナビタイム』というサービスもございます。 ドライバーさんのスマートフォンから送信される位置情報をクラウドで管理することで、 ドライバーさんが今どこで何をしているのか、事務所のほうで把握できるんですよ」


――なるほど。今後も、ナビタイムさんならではの画期的なアプローチを楽しみにしております!



展示ホールをぐるりと一周…国内4大トラックメーカーなどから見えてくる未来



ここからは会場内のブースをあちこち巡っていきます。





三菱ふそうトラック・バス株式会社、いすゞ自動車株式会社に並んで、国内4大トラックメーカーの1社であるUDトラックス株式会社のブース。 最新の大型トラック「クオン」が展示されていました。





女性トラックドライバー・渡辺かなえさん(右)を招いてのトークショーも。





なお、国内4大トラックメーカー最後の1社は、こちらの日野自動車株式会社です。





大型トラック「日野プロフィア」。特別仕様モデルになっており、鮮やかなペイントが目を惹きます。





中型トラック「日野レンジャー」も特別仕様。





こちらはイタリアの自動車メーカー・IVECO(イベコ)社のブースです。液化天然ガス(LNG)を燃料とする「ストラリスNP」というトラックの実車が、 今回のジャパントラックショーで、なんと日本初上陸!





トラックの裏側に回り込むと、液化天然ガスの燃料タンクが。圧縮天然ガス(CNG)と併用することもできるそうです。





株式会社イヤサカが展示しているのは、一度に90Lの水を使う大型門型洗車機「ビッグウォッシャーIII」。 人間の背丈と比べても、相当な高さだということがおわかりいただけるでしょう。





こちらのブースは、自動車のシートメーカーであるブリッド株式会社。乗用車やレーシングカー向けのシートを作ったことはあっても、トラック専用のシートを開発するのはこれが初めてだったとのこと。 座面の角度を水平に近くしたり、アームレストの位置を下げたりするなど、トラックドライバーの姿勢を考慮して設計されています。





シロクマのイラストが可愛らしいこちらのトラックは、株式会社矢野特殊自動車による冷凍ウイング車。





反対側は、このように冷凍庫がパカッと開いていました。冷凍ウイング車は通常の冷凍車と違い、荷物を横から搬入できるので便利です。



【主催者インタビュー】ジャパントラックショーは人と人とをつなぐ“架け橋”



最後に、今回のジャパントラックショー2018の主催である、一般社団法人国際物流総合研究所の南元一会長にインタビューさせていただきました。





――ジャパントラックショーの開催は2016年に続き、今回が2回目ですが、前身としては「東京トラックショー」というイベントが存在していたようですね。


南さん「東京トラックショーは、トラックのビジネスショーとして1984年に始まり、2年に1回のペースで開催されていました。 それが2013年を最後に開催されておらず、『トラックや物流に関する展示会がなくなって残念だ』というお声を聞いておりました。 そこで、私たち・国際物流総合研究所で開催することを決意しました。 私たちは日頃、物流のプロフェッショナルの先生方と連携し、業界を活性化させようと、コンサルティングやセミナー活動を行っています。 物流企業、つまりトラックユーザーの目線も企画に際して重視しながら、私たちは私たちなりに、また違った切り口でジャパントラックショーを開催しているつもりです」


――その“違った切り口”について、詳しくお聞かせいただけますか?


南さん「当時と現代とでは、トラックメーカーや物流企業が求めているものは変わってきています。 例えば、安心・安全の追求は昔から大きなテーマだったと思うのですが、今ではデータの取り方が違うだけでなく、物流業界の人手不足という問題も出てきていますよね。 ジャパントラックショーでは、商用車のビジネストレードショーとしての役割を果たしつつ、物流企業のための実践的なセミナーも開催するなど、 より国際的かつ近代的にイベントを発展させたいと考えているのです」





(初日に行われた講演。テーマは「天然ガス自動車がもたらす環境とコストメリット」)


――そういうコンセプトなのですね。そして今回のジャパントラックショーは、前回よりもイベントの規模を拡大したとお伺いしました。


南さん「はい。前回はパシフィコ横浜の展示ホール2つとピロティーを使用し、展示面積は1万3000平方メートルでした。 今回は同じ会場でも展示ホールを4つに増やしましたし、屋外会場ということでコンコースも追加でお借りしましたから、 前回の約2倍となる2万4000平方メートルという規模で開催しております。 前回のご来場者の方々からは『より多くの架装やたくさんのメーカーがもっと見たい』というようなご意見が寄せられていたんですよね。 そういったご要望にお応えするためにも、今回はスペースを広く確保するよう努力いたしました」





――前回の反響といいますと、他にはどのような声がありましたか?



南さん「出展メーカーのみなさんからは『ジャパントラックショーのおかげで、営業活動を効率的に進めることができた』と、嬉しいお言葉をいただけました。 というのも、新規の顧客を開拓するうえでは、どんなに電話をかけても出てもらえなかったり、担当責任者まで話が届かなかったりというご苦労が多いようなのです。 ですが、ジャパントラックショーのご来場者の4割近くは物流企業の関係者ですし、社長クラスの方々も足を運んでくださっております。 出展メーカーのみなさんにとっては、今まで出会うチャンスがなかった方々と濃い話をすることができ、商談に見事つながったというケースがたくさんあったそうですよ」


――ジャパントラックショーは、各メーカーの最新製品を一挙に見比べられる貴重なイベントとして、各企業のみなさんから注目されているんですね。


南さん「ええ。営業活動に割けるリソースは限られているでしょうし、特に昨今は国全体で“働き方改革”が推進されています。 ジャパントラックショーでいろいろな企業の方々と名刺交換していただき、効率的な営業活動をしていただけると我々も嬉しいですね。 また、前回ですと、イベント最終日の土曜には一般の方々も大勢いらっしゃいました。レッカー車など、現場で働いている珍しいトラックを間近で見られる機会はそうそうないですし、 車種によっては運転席に乗って記念写真も撮れますから、ご家族連れにも楽しんでいただけるイベントになっております」





(株式会社あかつきブースのレッカー車)


――話題は変わりますが、南さんは近年のトラック業界のトレンドを、どう捉えていらっしゃいますか?


南さん「トレンドの1つとしては“効率的積載”でしょうか。とにかく今、物流業界ではドライバーさんが足りていません。 今回の出展ブースを私が見て回ったところ、どのメーカーさんも人手不足を何とかカバーするために、1人が1台のトラックでなるべく大量の荷物を運べるよう、 工夫しているという印象を受けました」


――あとは、IT技術の活用も欠かせないポイントですよね。例えば自動運転技術も、近い将来に実現するのでしょうか?


南さん「まだまだ課題は残っていますが、自動運転技術の実験は日に日に進んでいるでしょう。 IT技術と言いますと、各トラックメーカーでは車両データを管理者やサーバーに送信し、メンテナンスの必要があれば適宜お知らせしてくれるサービスが増えてきています。 トラック業界全体として、安心・安全に運転できることは大前提としながら、より効率化や省力化を図るというのがテーマになってきていると言えるでしょう」






――では最後に、ジャパントラックショーを主催するにあたってのやりがいを教えてください。


南さん「みなさんが力を入れて設営してくださったブースが形になったり、最新の製品が並んでいたりするのを眺めていると、感慨深い気持ちになります。 しかし一番のやりがいは、このジャパントラックショーという展示会を作り上げることによって、私たちが人と人とをつなぐ“架け橋”になれることですね。 出展者や来場者のみなさんに『ジャパントラックショーに出展してよかった』『素敵な出会いがあってよかった』と喜んでいただき、このイベントがきっかけで、 みなさんの新しい商売が始まることを願っております」


――ありがとうございました!


ジャパントラックショー2018の3日間の合計来場者数は、51,744名と発表されました。これは前回(26,063名)の実績を2倍近く上回っており、 イベントの規模を拡大した成果は、充分に現れたと言えるのではないでしょうか。2020年5月には同じパシフィコ横浜で、次回イベントの開催が決定しているとのこと。


南さんや各企業の担当者さんが語っていたように、トラック業界は現在、人 手不足という深刻な壁に直面している模様……。 しかし、優れた技術力を業界全体で結集させていけば、この状況を打破するのは不可能ではないはずです。 そして、ジャパントラックショーがその一助となってくれることも、きっと間違いないでしょう!

タイトル:ジャパントラックショー2018

取材先:一般社団法人国際物流総合研究所

取材日時:2018/05/10


Produced byはたらくヨロコビ.com

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