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静岡県×掛川市

「住みよさランキング」県内7位のほどよさが魅力。静岡県掛川市の魅力とおすすめポイントを現地スタッフが徹底解説!
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2021年の調査(※1)「住みやよさランキング」によると、掛川市は静岡県35都市のうち7位。なかでも「安心度」は県内3位を誇ります。
「掛川」の名前の由来は諸説ありますが、中心部を流れる逆川の流れが切り立った崖のように見えたことから「缺けた(かけた)川」と呼ばれまちのシンボルとなっていたことからだそう。次第に読みやすい「掛川」となりました。
今回は、掛川市のローカル情報やおすすめスポットを、現地スタッフが解説します!

(※1)東洋経済新報社「都市データパック」

掛川城と掛川宿に育まれ、洗練された文化のまち。豊かな自然も自慢
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掛川市ってこんなところ

掛川市は静岡県西部に位置し、静岡県の二大都市である静岡市と浜松市のちょうど中間にあります。日照時間が長く、年間を通じて温暖な地域です。
人口は約18万人、面積は265.7km²で、県内では12番目に広い市。市北部に標高832mの八高山をはじめとする山地、市中央部に小笠山丘陵、市南部に遠州灘に面した砂浜海岸が広がる、自然の表情豊かなまちです。戦国時代には、東海の名城と呼ばれる「掛川城」が建立され城下が整備されたことから遠州の要所としての役割を担い、江戸時代には東海道五十三次の「掛川宿」が発展しました。
市の中心地は、JR掛川駅。古くから掛川城の城下町として発展し、現在も商業施設や飲食店が集積しています。新幹線を使えば、東京も名古屋も通勤圏内。もちろん、静岡市や浜松市に通勤、通学している市民もたくさんいます。掛川市は中心市街地の活性化を進めているので、地方都市にありがちな駅前のゴーストタウン化やスプロール現象とは無縁で、都市らしいにぎわいを感じることができます。
豊かな自然を感じたいなら、中心街からクルマで30分ほどで、海、山のどちらにも行くことができます。川遊び、バーベキュー、山登り、サイクリングなど、休日の過ごし方は選び放題。温泉も点在し、美しい緑を眺めながらゆったりお湯に入れば、日頃の疲れも吹っ飛びます!

農業では、小笠原丘陵のなだらかな傾斜地と温暖な気候を生かした煎茶の生産が日本トップクラス。新緑の季節、茶畑が眩しいばかりの緑に染まる掛川ならではの風景は、素晴らしいの一言です。南部では平坦な砂地という土地柄を活かして、メロン、イチゴ、トマトなど質の高いフルーツが生産されています。また、東部には工業団地(エコポリス工業団地)が造成され、各種製造業の出荷量は県内でも有数の規模を誇ります。大都市への通勤圏内ではありますが、市内で職住近接の暮らしをすることも可能です。

掛川市の人って、こんな人!

静岡県は東西に長く、「伊豆」「駿河」そして掛川市がある「遠江(遠州)」と3つのエリアに大別されます。掛川市は遠州の中心的な存在で、男女ともに責任感が強くリーダー体質の人が多いです。また、城下町・宿場町として昔から多くの人たちが出入りしたことから、観光客や移住者には非常にフレンドリー。おおらかで頼れる人が多いから、地元でのコミュニケーションは相手に主導権を持ってもらうとスムーズだと思います。
古くから遠州の要所として人の行き来が多く、現在もアクセスの良さから他県との交流が深いので、どこか都会的な雰囲気を持ち合わせているのも掛川市民の特徴です。付かず離れずの距離感をとるのも上手だから、田舎の面倒な人付き合いはちょっと苦手、という人も馴染みやすいまちです。

遠州の一大ターミナルから新幹線で各都市へ。遠方への旅は空の便が意外に便利

静岡市と浜松市の間に位置し、新幹線が停まる掛川市。東京へは電車の場合、JR東海道新幹線で約1時間55分、名古屋へは1時間、新大阪へは約2時間20分です。県内二大都市である静岡市へはJR東海道線だと約45分、浜松市へは30分ほど。新幹線の移動なら、各市に約15分ほどで到着できます。
車の場合は名神・東名高速道路を利用します。名古屋までは約1.5時間、東京へは約2時間40分、大阪へは約4時間です。掛川駅からの高速バスも充実しています。
また、意外に便利なのが空の便。牧之原市にある富士山静岡空港から札幌(新千歳・丘珠)・出雲・福岡・熊本・鹿児島・沖縄への便が出ているので、遠方への旅がとてもスムーズ。空港まではシャトルタクシーで30分です。

現地スタッフが推す!掛川市に行ったら外せないスポットと激ウマグルメ

城下町、宿場町としての歴史が育んだ洗練された文化と、豊かな自然環境が共存する掛川市。市内には、土地の利を生かした観光スポットや名産品がたくさんあります。山や川のレジャー、海のレジャー、まち遊びと、気分によって遊び方を選べるのもうれしいですよね。地元に住んでいるからこそ満喫したい、おすすめスポットとグルメを紹介します!

日本100名城にも選ばれた遠州のシンボル。日本初の木造天守閣は必見!
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JR掛川駅から北へ徒歩約10分。掛川城は戦国時代にこの一帯を治めていた今川氏の重臣・朝比奈氏の泰煕(やすひろ)・泰能(やすよし)父子により築城されました。丘陵上に建てられた城の守りを固めているのは、すぐ南側を流れている逆川(さかがわ)です。蛇行した川の地形をそのまま利用した天然の堀に守られ、掛川城は東海道の要衝となりました。
江戸時代には少なくとも二度の地震被害に遭った掛川城。一度は再建されたものの、幕末の地震被害で倒壊した際には再建されませんでした。それから140年後の平成6年(1994年)、市民や地元企業などから集まった募金により、国内初となる本格木造天守として再建。天守の最上階は掛川市街地が一望できる人気スポットで、南には駅北口から伸びる繁華街、北には遠く北遠の山々が、西には逆川の下流に広がる市街地、そして東北東は眼下に二の丸御殿の姿が望めます。

市の面積の1割は茶畑!全国の緑茶ファンを魅了する「深蒸し掛川茶」
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穏やかな気候と適度な雨量、水はけの良い傾斜地と、お茶の栽培に適した条件に恵まれた掛川市では、古くからお茶の生産がさかん。その歴史は400年にも及ぶと言われます。今では、市全体の面積の約1割にあたる2,360haの畑で茶が栽培されています。
掛川で作られるお茶は、普通よりも蒸し時間を2倍から3倍長くした「深蒸し煎茶」が主流です。陽射しをたっぷりと浴びた茶葉はとても肉厚。深く蒸すことで濃厚で甘く深い味わいのお茶になります。その味わいに惚れ込んだファンの中には「一度飲んだら他のお茶には戻れない」という人も。
粟ヶ岳の山頂には2019年に新しい山頂休憩所「粟ヶ岳世界農業遺産茶草場テラス(愛称 かっぽしテラス)がオープンしました。広大な茶園が織りなす美しい風景をはじめ、晴れた日には富士山、空港、伊豆半島、駿河湾や南アルプスなどが一望できるおすすめスポット!地元の食材を使った料理が楽しめるレストランも人気です。

鯖だしで溶く濃厚な味わいが特徴。「掛川いも汁」
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掛川市の隠れた名産品が「自然薯」。市の北部、倉真地区で古くから行われていた自然薯栽培は、一時期後継者の不足により生産がストップしていた時期もありましたが、近年その栽培を再開する農家が増え始めています。
掛川で親しまれるのは、自然薯をすりおろして鯖だしと味噌で味をつけた「掛川いも汁」。近隣の漁港で水揚げされる新鮮な鯖を水から煮出した濃厚なだしが、もっちりとした自然薯によく合うんです!地元の人たちは、まずはいも汁だけをすすって味わい、その後ごはんにたっぷりかけて食べるのが好きですよ。お刺身にかけて、山かけにするのも美味。市内の食堂やレストランで味わうことができるので、ぜひお気に入りを探してみてくださいね。旬は11月~3月です。

移住者に人気の静岡県掛川市の魅力まとめ

掛川市で暮らすメリットは、恵まれた自然環境と便利な交通網が共存しているところ。普段は落ち着いた場所で生活し、たまには都会的な雰囲気で楽しみたい。そんな移住を検討している人にはぴったりのまちではないでしょうか。
もちろん市内のレジャーも充実。市内から車で30分くらいで海にも山にも行けますし、「22世紀の丘公園」の巨大アスレチックや、「つま恋リゾート彩の郷」といった大型レジャー施設も整備されているから、ファミリーで移住を検討している人も楽しみながら暮らせると思います。

大都市である静岡市や浜松市へのアクセスが良く、市内にも多くの企業や工場が進出しているので、掛川市は仕事を探すことも難しくありません。しかし、掛川市は南北に広く、地域によって環境に大きな差があることも事実。知らないまちに移住して働こうと考えると、不安なことがたくさんありますよね。
そんなときは、ぜひアウトソーシングにご相談ください。あなたの希望にあった住まいやお仕事をご紹介します!いきなり移住することに不安がある人は、住まい付きのお仕事で「お試し移住」することもできます。掛川市に詳しいスタッフがしっかりサポートしますので、どうぞお気軽にご相談ください!