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福島県×いわき市

「理想の移住」のお手本がいっぱい。東北2番目の大都市!福島県いわき市の魅力とおすすめポイントを現地スタッフが徹底解説!
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いわき市は、福島県の浜通り南部に位置する県内最大の都市。東北地域で宮城県仙台市に次いで2番目の人口を誇ります。移住を希望する方々にとって、東北への移住は寒かったり気候が厳しかったりとハードルが高いイメージがあるかもしれませんが、いわき市は太平洋岸の温暖な気候と東京からのアクセスの良さで、都内からの移住希望者の人気を集めています。2021年に行われた調査(※1)では、「住みたい街ランキング」で東北エリア3位にランクイン!実際、夏はほとんどクーラーなしでも快適に過ごせるし、冬は東北地域とは言え、雪がほとんど降らないので快適です。

いわき市の魅力のひとつは、県内屈指の海の恵み。東日本大震災で大きな被害を受けてからの道のりは長かったものの、ここ数年で海水浴場や魚市場はみるみる活気を取り戻し、さらにいわき市の人気を高めるような、新しいスポットや取り組みが次々に生まれています。これからさらに注目が集まりそうないわき市の魅力やおすすめスポットを、現地スタッフが徹底解説します!

※1:大東建託株式会社「街の住みここち&住みたい街ランキング2021」

整備された美しいまちに、移住の先輩たちのコミュニティがある
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いわき市ってこんなところ

いわき市は、福島県の東南端に位置し、南端は茨城県、東は太平洋に接しています。寒さに厳しいイメージの東北地方ではありますが、夏は涼しく冬は温暖で、とても過ごしやすい気候が特徴です。
近年、いわき市は都内はもちろん東北や北関東からの移住希望者に人気が高まっています。その理由は、温暖で暮らしやすい気候やアクセスの良さだけでなく、充実した雇用環境にもあります。
太平洋沿岸では歴史ある漁業とその関連業種(卸売・小売・各種サービス業・観光業など)、市街地では製造業、サービス業。さらに内陸では豊富な温泉を武器にした観光業と、求められる業種が多彩です。偏った業種に頼らず、地元ならではの資源を生かして雇用を創出するのは、地域おこしの理想の形とも言えるのではないでしょうか。
また、いわき市は東日本大震災をきっかけに、県内外の移住者を受け入れる拠点ともなりました。そのため地元の人たちはさまざまな理由で移り住む人たちに対して、とても親身です。早くから移住者を受け入れたことから、移住者同志の横のつながりも充実。例えば古民家を再生したシェアハウスや、いわき市の魅力を発信するフリーペーパーの創刊など、地元と移住者が一緒になった新しい取り組みが盛んに行われています。

いわき市の人って、こんな人!

福島県は東西に広く、地形的な差が大きいことから、エリアによってその人柄は異なります。エリアは、太平洋岸の「浜通り」、平坦な地形の「中通り」、そして山に囲まれた「会津」とに分けられます。
いわき市は「浜通り」を代表する都市。いわゆるハイカラ気質の「中通り」、礼儀と質実剛健を重んじると言われる「会津」と比較してみると、海沿いならではの開けたおおらかさや、昔ながらの漁師町らしい大胆さを持ち合わせています。男性はよく働き、女性は明るく聡明で、ムードメーカー的存在が多いかも。ちょっと見栄っ張りで、気分が乗るとはしゃぎすぎるのはご愛敬。
昔から観光客を多く受け入れてきたことから、移住者に対してもとてもフレンドリー。初対面でも優しく受け止めてくれる懐の深さがあります!

時間はかかるけれど、都内まで直通。独自の補助金にも注目!

いわき市から東京への移動は、鉄道の場合JR常磐線が拠点になります。いわき駅からは、上野・東京・品川まで特急で2時間30分程度。ちょっと時間はかかるものの、乗り換えなしで移動できます。また、リーズナブルに移動をしたい場合はバス便がおすすめ。いわき駅から東京駅(八重洲南口)、バスタ新宿をつなぐ便がそれぞれ運行しています。時間は3時間〜3時間30分ほど。自家用車の場合はいわき中央ICから常磐自動車道で三郷JCTまで約2時間です。福島空港へは自家用車でのアクセスがおすすめですが、便数がとても少ないのであまり便利とは言えません。
いわき市への移住を検討する際に見逃せないのが、移住希望者を対象にした交通費の補助(ふくしま12市町村移住支援交通費等補助金)。福島県内の指定地域に移住を考えている方が、実際に現地を訪れて移住する際に必要な現地調査・活動を行った場合、その交通費を補助するというものです。詳しくは「ふくしま12市町村移住支援センター」にお問い合わせください。

現地スタッフが推す!いわき市に行ったら外せないスポットと激ウマグルメ

いわき市の魅力は、豊かな海の自然を生かしたレジャー&グルメ。県内外からファンが集まる有名な大規模商業施設やテーマパークが点在しています。いわき市の実力を改めて実感できる、おすすめスポットと絶品グルメをご紹介します!

海のレジャーを思う存分楽しめる!「小名浜港 アクアマリンパーク」
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アクアマリンパークは、小名浜港1・2号埠頭間に広がる海のテーマパーク。アザラシやトドを始めとする約800種もの動物に触れ合える環境水族館「アクアマリンふくしま」や、地元グルメが集まる美食エリア「小名浜さんかく倉庫」、新鮮な海産物を売っている物産センターの「いわき・ら・ら・ミュウ」など、家族や友達と一日中楽しめる施設がぎゅっと詰まっています。地元住民にとっては、休日のレジャーというよりも仕事帰りにちょっと立ち寄っておいしいものを食べたり、海産物を買って帰れる癒しのスポットでもあります。日中はもちろん、夜はライトアップされた夜景がロマンチックですよ。
アクセスは、公共交通機関の場合はJR泉駅からバスで20分。車ではいわき湯本ICから約20分です。

地元でしかできない楽しみが見つかる!充実したアクティビティ体験
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いわき市には、日本屈指のテーマパーク「スパリゾートハワイアンズ」があります。ここでは、本格的なフラダンスやダイナミックなファイヤーナイフダンスが体験できます。ダンスはちょっと苦手、という方には、フラガールOGと一緒に、フラワーレイなどのアイテムを手作りするコースがおすすめです。
いわき市には、このように地元ならではの資源を生かした体験アクティビティが豊富にあります。例えば先ほど紹介したアクアマリンパークでは「釣り体験」「エサやり体験」「缶詰作り体験」などが楽しめます。他にはいわきの海岸線沿いを走る53Kmのコース「いわき七浜海道」でサイクリングを楽しんだり、日本で3本の指に入る琥珀の産地という利を生かした琥珀堀り体験も人気があります。穏やかな気候を生かした果樹園では、季節ごとにフルーツ狩りも開催されています。移住したら、体験を通して新しい趣味が見つかるかもしれません!

味噌と肝の濃厚スープがいわき流!「あんこう鍋(どぶ汁)」
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常磐沖は、親潮(寒流)と黒潮(暖流)がぶつかる潮目の海であり、魚のえさとなるプランクトンが多く発生する豊かな漁場。ここで水揚げされた水産物は「常磐もの」と言われ、市場でも高値で取引されています。そんな中でいわきの名物となっているのが「あんこう鍋」。
いわきでは、漁師が船の賄い飯として、水を一切使わずアンコウから出る水分と味噌だけで味付けをした「あんこうのどぶ汁」が昔から親しまれていました。濃厚なスープに、淡白なあんこうの身が相性抜群!ぷるっぷるのコラーゲン質、内臓やエラなど、捨てるところがないと言われるあんこうのおいしさが凝縮されています。
市内では、多くの飲食店でこの「どぶ汁」をルーツにしたバラエティ豊かなあんこう鍋を楽しむことができるので、ぜひお気に入りの味を見つけてくださいね。12月〜1月が旬です。

移住者に人気の福島県いわき市の魅力まとめ

東北エリアの中でも、東京や仙台の大都市へのアクセスの良さと、豊かな自然環境を兼ね備えているいわき市。ここへ移住してくる方々は、自分が今までに培ったスキルを生かしながら、いわきらしい新しい暮らし方を楽しむスタイルを持った人が多い印象です。例えばカフェを開業したり、シェアハウスの運用をしたり、ビジネスコンサルタントとして地元の企業サポートを請け負ったり。こうして移住を楽しむ様子が地元の人たちを刺激し、お互いに暮らしやすい環境が整ってきていることを実感します。

いわき市は、安定した雇用や補助制度の整備があるうえに、移住をきっかけにさらに自分らしい働き方や暮らし方を発見できる懐の深さがあります。まずはぜひ、一度いわき市へ訪れてみてください。その他、住まいや仕事のことなど、移住で気になることがあれば、ぜひアウトソーシングに一度ご相談くださいね!