茨城県

ブランド総合研究所が発表している「都道府県魅力度ランキング」で、一時期7年連続最下位となったことが話題になった茨城県。しかし、このランキングとは正反対に「住みやすさ」では、とても高い評価を受けているのです！
東洋経済「都市データパック」編集部による「住みよさランキング2020 関東版」では、第4位に茨城県のつくば市がランクイン！さらに、第15位にも守谷市がランクインしています。トップ3は、いずれも利便性で圧倒的に有利な東京都の自治体なので、それに続くランクというのは、住みやすさがとても高く評価されていることがわかりますよね。
また、茨城県は総務省の調査によると、1住宅あたりの敷地面積が全国1位。広い庭と車庫がある一戸建ても夢ではないかもしれません！
東京へのアクセス良好ながら自然が豊かで、研究機関も多くアカデミックな一面もある茨城県は、移住先としても魅力にあふれています。現地スタッフが、その魅力とおすすめポイントを徹底解説します！

茨城県は関東平野の北東に位置しています。千葉県、埼玉県、福島県、栃木県に面し、人口は約285万人で全国11位と、人が多く都市機能が充実しています。その一方で、豊かな自然環境を身近に感じられる県でもあります。東側は太平洋に面し、190kmもの海岸線が。さらに、利根川や霞ヶ浦などの水の恵み、筑波山など山の恵みもあります。
気候は、年間を通して温暖な太平洋側気候。冬も晴天が多く雪はほとんど降らず、住みやすい気候です。

茨城県は大きく5つのエリアに分けられます。
県北エリアは、海と山に囲まれた自然豊かな地域。大企業日立のお膝元である日立市があり、製造業が盛んです。県央エリアは、県庁所在地のある水戸市があり、経済や文化の中心地。鹿行エリアは、サッカーの聖地・鹿嶋市があり、スポーツが盛ん。海と湖に面し、マリンスポーツも楽しめます。
県南エリアは、つくばエクスプレスの開通でアクセスが格段に向上し、発展著しいエリア。県西エリアは歴史的建造物や伝統工芸が多く、風情のある街並みが残っています。首都圏の食を支える一大農業産地でもあります。
各エリアにそれぞれ特色があり、茨城県にはそれぞれの魅力を押し出して移住に力を入れている自治体が多く、さまざまな移住支援制度が設けられています。子育て世代にうれしいサポートが各自治体で用意され、例えば大子町は保育園・幼稚園や学校給食の無料化制度、日立市はランドセルの無償支給や第二子の保育料無償制度などがあります。

茨城には「水戸っぽ」との言葉があります。これは、「怒りっぽい」「飽きっぽい」「忘れっぽい」の3つの「ぽい」を示した、水戸の人の気質。短気なところもありますが、ストレートでおおらかな気風を持つと言われています。
茨城は地域によっては訛りも強く、初対面では距離を感じてしまうかもしれませんが、協調性が高く和を重視する傾向です。情に厚いので、一度気持ちが通じ合えば、とことん深く付き合ってくれます。
移住者に対しても、地域や職場の仲間として認識されれば、とことん助けてくれるのが茨城の人。とても心強い存在です！

茨城県は東京へのアクセスが充実しています。水戸駅から東京まではJR常磐線特急で1時間15分。つくば駅から秋葉原駅まではつくばエクスプレスで45分で到着します。
電車が通っていない地域も、東京間の高速バスが発着していて、ダイレクトに東京へアクセスできます。本数も多く、例えば、鹿嶋市・潮来市と東京駅を結ぶ高速バスは、最短10分間隔で運行しています！
高速道路も充実。東京から県内を縦断する常磐道、東西に横断し栃木県へと抜ける北関東道、首都圏を環状に結ぶ圏央道が走っていて、どの方面に行くにも困りません。

エリアごとに異なる特色がある茨城県は、お出かけも楽しいエリア。その中でも、茨城ならではの楽しみができるスポットとグルメをご紹介します。お出かけ先としてはもちろん、具体的な移住先の参考にもしてください！

つくば市は、日本の最新科学の研究機関が集まる学術研究都市。市をあげて教育に力を入れていて、市内の全公立小中学校を中高一貫教育にするなど、独自の教育プログラムを採用しています。そんな“教育の街“のつくばには、子どもはもちろん、大人も知的好奇心を刺激されるスポットがたくさんあります！
「つくばエキスポセンター」は、先端科学を見て・触れて・楽しめる科学館。世界最大級のプラネタリウムでは大迫力の映像と美しい星空の世界が楽しめます。サイエンスショーや科学教室などのイベントでは、新しい発見ができるかもしれません！
「JAXA筑波宇宙センター」は、日本の宇宙開発最先端の施設。実際にここで研究や開発が行われています。展示館「スペースドーム」では、実物大の人工衛星、本物のロケットエンジン、日本実験棟「きぼう」の実物大モデルが間近に。イベントも頻繁に行われ、いつ行っても発見があるスポットです！

太平洋に面した大洗町は、広大な砂浜で安心して遊べる海水浴、サーフィンなどのマリンスポーツ、海釣りなどが楽しめる一大マリンリゾート。近年はアニメの舞台にもなり、移住者も増えている活気あふれるエリアです。
大洗海浜公園は、夏は海水浴が楽しめ、多目的広場や遊歩道もあって、のんびりと散歩したりくつろぐには絶好のスポット。近くには、マリンタワー、大洗サンビーチ、大洗わくわく科学館、大洗マリーナなどもあり、一日中楽しむことができます。

茨城県は農業の盛んな地域。中でも特産品として抑えておきたいのが、20年以上生産量日本一を誇るメロン！特に、鹿行エリアの鉾田市は、全国一のメロンの産地として知られています。
メロンと言えば夏のフルーツのイメージが強いですが、生産地の茨城県では4月からメロンのシーズンが始まります。収穫期が異なるさまざまな品種のメロンが栽培されているので、時期ごとに品種を変えながら11月までメロンが楽しめます！品種によって味わいが異なるので、お気に入りのメロンを見つけたいですね。メロンを使ったスイーツやお菓子もたくさん生産されているので、楽しみがさらに広がります！

教育都市のつくば、農業が盛んな鉾田、マリンスポーツが楽しめる大洗や鹿嶋など、特徴がある街が多い茨城県。東京へのアクセスが充実している上に、自然に囲まれて暮らせるので、子育て世帯やマリンスポーツ好きな人を中心に、移住先としても注目を集めています。新たな生活を始めるIターン、東京など他地域からのUターンなどを考えている人も多いのではないでしょうか？

Iターン、Uターンを考えた時に気になるのは、やはり仕事の問題。茨城県は、製造業が盛んで、それに伴う運輸業などの物流関係、生活サービス業や娯楽業など、求人数は恵まれていますが、やはり自分に合った仕事と住まいを同時に探すのは大変です。茨城県は各エリアで特徴が異なるため、実際に働いたり、住んでみないとわからないことも多くあります。移住には資金もかかるので、「もし合わなかったらどうしよう」と不安ですよね。
そんな不安を解消する方法は、やはり現地のことを知り尽くした人に話を聞くこと！アウトソーシングは、現地スタッフが仕事のことも、住まいのことも相談に乗り、移住をとことんサポートします。永住先としてすべてを整えて移住する前に、仕事と住まいがセットで整っている「住居付きのお仕事」で「お試し移住」することもできますよ！茨城県への移住、茨城県でのお仕事に興味があるならば、ぜひ一度アウトソーシングにご相談ください！