実用品であると同時に、その芸術的な意匠と機能美で人々を魅了する工芸品。
その工芸品に生命を吹き込む現代の名匠をご紹介する「クラフトマン」シリーズ。
日本のモノづくりとこだわりへの原点がここにある。
記事一覧
若い世代の感性を取り入れ、求められ続けるべっ甲メガネを手掛けたい
【NEW】
美しいまだら模様や艶、手触りの暖かさ、独特な風合いが魅力の「べっ甲」。ウミガメの一種である玳瑁(タイマイ)の甲羅や爪(甲羅の緑)などをで...
2018/04/17 Vol.10【べっ甲】大澤健吾
「ものづくりは天職。仕事自体を嫌いになったことは一度もない」
日本の祭りに華を添える「神輿(みこし)」。威勢よく担ぎ上げられ、街中を練り歩く様子は圧巻です。そして、やはり目を惹くのは神輿を彩る豪華...
2018/03/06 Vol.9【神輿】山下佳一
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「緻密で美しい浮世絵の様式で、自分の内なるものを表現したい」
江戸時代に花開いた絵画「浮世絵」。歌舞伎などの演劇や花魁、風景から怪談まで、さまざまな娯楽や暮らしを伝える風俗画のひとつとして、大衆の...
2018/02/07 Vol.8【浮世絵】石川真澄
「日本の宝でもある世界で最も美しい甲冑を後世に残したい」
かつて合戦の際に用いられた、鎧や兜などの防具「甲冑(かっちゅう)」。その歴史は古く、古墳時代にまで遡ります。その後、平安時代には武士...
2018/02/07 Vol.7【甲冑】加藤鞆美
「先祖が確立した技術で最高の日本刀を完成させたい」
洗練された曲線のフォルム、極限まで研ぎ澄まされた切れ味――世界でも類をみない美しい刃物「日本刀」。およそ900年遡る平安時代末期に作られ...
2018/1/5 Vol.6【刀鍛冶】山村綱廣
「誰もできないことをやる。その挑戦の先に成功がある」
東京墨田区の下町に、世界のトップメーカーをはじめ、NASAや米国防総省などから注文が殺到する小さな町工場、岡野工業株式会社があります。同...
2018/1/5 Vol.5【金型】岡野雅行
まだ見ぬ「完璧な一本」を目指し、美しさと機能性を高め続ける
柄に色がたゆたっているかのように浮かび上がる美しい模様、繊細に彫りこまれたペン先ににじんでいくインク――。アートのような芸術性の高さで...
Vol.4【ガラスペン】川西 洋之
「売れなければ意味がない」時代を超えて求められ続ける伝統工芸を
ガラスに細やかな文様を切り込み、繊細な輝きをまとわせる切子細工。なかでも江戸時代の町民文化から生まれ、180年以上の歴史を持つ「江戸切子」...
Vol.3【江戸切子】篠崎英明
「大嫌い」から一転、染物職人・三冨由貴さんが知ってほしい「手染め大漁旗」の魅力
漁船の上にたなびく色とりどりの「大漁旗」。陸にいる家族に無事や大漁を知らせるための目印であり、漁師のシンボルです。そんな大漁旗を江戸時...
Vol.2【大漁旗】三冨 由貴
「丁稚時代は逃げ出すほど辛かった」挫折から積み重ねた60年の職人人生
布地に華やかな彩りを加える染物。今では、機械で簡単かつ大量に染められるようになりました。しかし、昔ながらの手仕事が生む逸品には、決して量...
Vol.1【型染め】藤本義和
Craftman
【型染め】
藤本 哲生
【大漁旗】
三冨 由貴
【江戸切子】
篠崎英明
【ガラスペン】
川西 洋之
【金型】
岡野 雅行
【刀鍛冶】
山村 綱廣
【甲冑】
加藤鞆美
【浮世絵】
石川真澄
【神輿】
山下佳一
【べっ甲】
大澤健吾