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食品加工の仕事に挑戦したい!気になる仕事内容や給与相場を紹介

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製造業は力仕事や特別な資格が必要な仕事ばかりではなく、未経験の方やブランクのある方、体力に自信のない女性でも働きやすい仕事が多数あります
そんな製造業の中でも「食品加工」という分野は、食品業界経験者のみならず、他業種からの転職者、業界未経験者でも活躍できる求人が充実しています。特に食品やものづくりに関心のある人にとってはモチベーションとなる部分が多く、やりがいを感じながら働けるでしょう。
この記事では、食品加工の仕事に興味がある人に向けて、具体的な仕事内容や給与相場、食品加工の仕事ならではのメリット、向いている人の特徴を解説します。

【目次】

■未経験OKの食品加工の仕事を解説

・食材や食品に加工を施す「食品加工」の仕事内容とは

・学歴・経験・資格は不問で誰でもチャレンジできる

・勤務地はさまざま

・食品加工の給料相場を「はたらくヨロコビ」で調査!

■食品加工の仕事内容

・仕込み

・調理

・盛り付け、梱包

・検品

■食品加工の仕事ならではのメリット

・スキルや経験に関係なく働ける

・コミュニケーションが苦手でも働きやすい

・街中で自分が携わった商品を見かけ、やりがいを感じられる

・現場によっては商品を入手しやすい

・ライフスタイルに合った働き方を選びやすい

■食品加工の仕事に向いている人の適性・特徴

・単純作業を楽しめる人

・体力に自信がある人

・商品そのものや、ものづくりが好きな人

・衛生観念・責任感のある人

・人と接するよりも、黙々作業のほうが好きな人

■食品加工の求人を探すなら「はたらくヨロコビ」をチェック!


未経験OKの食品加工の仕事を解説

食品加工の仕事は、製造業の仕事の中でも未経験OKの求人が多い傾向があります。「そもそも、食品加工とはどんな仕事なのかよくわからない」という人に向けて、仕事内容や応募資格、勤務地、気になる給料相場について説明します。

食材や食品に加工を施す「食品加工」の仕事内容とは

「食品加工」とは、食材や食品そのものの保存性を高めたり、風味を良くするために加工を施したりする仕事です。お弁当やお惣菜、ジュース、おにぎり、パン、冷凍食品など扱う商品は職場や作業内容によって異なります。
経験者であれば、複雑な調理・作業を任されることもありますが、未経験者の場合は、食材のカットや袋詰め、盛り付け、検品、梱包といった簡単な作業がメインになるので、すぐに覚えることができます。

学歴・経験・資格は不問で誰でもチャレンジできる

食品加工の仕事はライン作業を中心とした単純作業がほとんどなので、資格やキャリアを問わずどなたでもチャレンジすることができます。
また、フルタイムの正社員だけでなく、パートやアルバイト、派遣社員など雇用形態も豊富なため、ライフスタイルに合わせて働けるのも特徴です。最初はアルバイトや派遣社員から始めて、経験を積みながら正社員を目指す「正社員登用制度」を設けている企業もあります。

勤務地はさまざま

食品加工の仕事は、食品を製造する企業や食品の販売を行う施設などさまざまな場所で募集されています。大手スーパーや有名な食品メーカーの工場といった求人も豊富。また、チルド商品や冷凍食品を扱う冷凍食品工場、健康食品を扱う工場のクリーンルーム内といった特殊な環境での勤務もあります。
特に多いのは、工場勤務の求人です。一口に工場と言っても弁当工場やパン工場、お菓子工場、食肉加工工場など多種多様な種類があり、扱う商品もさまざまです。
製造業の求人を扱う「はたらくヨロコビ」では首都圏だけでなく、地方や主要駅から少し離れた場所など、全国各地における食品加工の求人を掲載しています。家賃を抑えたい人や自然豊かな環境で過ごしたい人、実家が地方にあり実家近くで仕事を探している人も条件にあった求人を探しやすいでしょう。
中には駅から送迎バスが出ていたり、無料駐車場付きでマイカー通勤OKだったりと、通勤のしやすさに配慮している会社もたくさんあります。

食品加工の給料相場を「はたらくヨロコビ」で調査!

食品加工を始め、製造業に特化した求人を扱っている「はたらくヨロコビ」で食品加工を含むお仕事の月収例を調査したところ、給料相場は18~20万円でした。お仕事の内容や勤務形態にもよりますが、月収30万円を超える求人も扱っています。
また「はたらくヨロコビ」で扱っている求人は、活躍されているスタッフの性別や年齢層の偏りが少なく、いろんな方がやりがいをもって働ける仕事が揃っていますので、興味のある方はチェックしてみてください。

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食品加工の仕事内容

ここからは、食品加工の具体的な仕事内容を紹介します。
食品を製造・加工する工程は大きく「仕込み」「調理」「盛り付け、梱包」「検品」に分けられます。更にそれぞれの工程の中で作業を分担し、一部分を担う形となります。 それぞれの工程の作業内容を見ていきましょう。

仕込み

仕込みは、本格的な調理に入る前段階として、食材を決められたサイズにカットしたり規定の分量に量り分けたりする作業を指します。大量の食材をスピーディーに処理する必要があるため最初は大変だと感じるかもしれませんが、慣れてくるとテンポよくこなせるようになります。
また、規模の大きな食肉加工工場ではスライサーなどの機械を導入していることがほとんど。機械に材料を投入したり、カットされた食材を取り出したりといった簡単な作業が中心になるので、体力に自信のない人にもおすすめです。

調理

仕込みが終わった食材を実際に調理していく部門です。マニュアルやレシピ通りに食材を煮たり焼いたり、または機械に材料を投入したり、型に流し込んだりといった作業を繰り返し行います。
日によって担当するメニューが変わる現場もあり、扱う食材や作業内容にも変化が出るのが特徴。食品加工の仕事の中では飽きずに続けやすい仕事です。

盛り付け、梱包

盛り付け・梱包は、ベルトコンベアなどで流れてくる調理済みの食品を専用の容器に詰めたり、容器の蓋を閉じたりする仕事です。「ソースをかける」、「ケーキに果物をトッピングする」、「シールやラベルを貼る」といった作業も含まれます。
作業が細かく分担されているのが特徴で、例えばお弁当工場の場合、ごはんを詰める人、主菜を入れる人、主菜にソースをかける人、副菜を乗せる人、容器のフチを拭いて蓋を閉める人…というように分かれています。
どこかで作業が滞ると全体の流れが止まってしまうため、正確性とスピード感をもって行う必要があります。

検品

検品は、目視または機械を使って商品の品質をチェックする作業のこと。異物の混入がないか、形が崩れていないか、正しく盛り付けられているかなどのチェックを行います。検品が完了すると納品先ごとに分けられ、出荷準備に入ります。
食品工場は、人が口に入れるものを製造・加工する場所です。商品の安全性には最大限の配慮を行う必要があります。検品作業は商品の安心・安全を確保する、非常に重要な仕事なのです。

食品加工の仕事ならではのメリット

食品加工の仕事には、メリットがたくさんあります。ここでは、そのメリットを5つ解説します。

○スキルや経験に関係なく働ける
○コミュニケーションが苦手でも働きやすい
○街中で自分が携わった商品を見かけ、やりがいを感じられる
○現場によっては商品を入手しやすい
○ライフスタイルに合った働き方を選びやすい

スキルや経験に関係なく働ける

食品加工の仕事は、同じ作業を繰り返す単純作業がメインになるため、ブランクがある人や業界未経験の人でもチャレンジしやすいのが魅力。調理スキルや食品に関する知識をもっているとマッチする求人の幅が広がりますが、それらを応募の必須条件として提示している企業はほとんどありません。
難しい作業もないため、年齢や性別はもちろん、国籍も関係なく活躍できるチャンスがあります。

コミュニケーションが苦手でも働きやすい

食品加工の仕事は、作業内容が細かく分担されていて、ひたすら同じ作業を繰り返す単純作業がメインとなります。黙々と一人で作業をこなしていくので、コミュニケーションが苦手な方でも取り組みやすいといえます。
また、食品を扱うため衛生上の理由から勤務中の雑談を禁止するところがほとんどです。職場での人間関係は最小限に抑えたい人、付き合いに消極的な人など、コミュニケーションが苦手な人でも働きやすい環境といえるでしょう。

街中で自分が携わった商品を見かけ、やりがいを感じられる

食品加工の仕事をしていると、自分が携わった商品が実際に店頭に並んでいるのを目にする機会が多くあります。コンビニやデパートのお惣菜コーナーで見かけることも多く、「この商品のこの部分に携わったな」といったやりがいを身近に感じることができます。

現場によっては商品を入手しやすい

検品時に「盛り付けがうまくいかなかった」「外箱がつぶれている」など、品質的には問題ないが出荷できない商品があった場合、工場によっては無料でもらえたり、従業員割引でお得に購入したりすることができます。
取り扱っている商品そのものが好きな人や、食費を少しでも抑えたい人にはうれしいポイントですね。

ライフスタイルに合った働き方を選びやすい

食品加工は求人の数自体が多いうえに、多様な雇用形態や日本各地で募集があるのが特徴的です。正社員だけでなく、扶養内での就職、Wワーク、短期で集中的に働くなど、個々人のライフスタイルに合った働き方を探すことができます。
また、職場によっては、日払い制度を導入しているところもあり、生活スタイルにあった給与の受け取り方ができるのもメリットといえるでしょう。

食品加工の仕事に向いている人の適性・特徴

食品加工の仕事は、学歴や職歴、もっている資格に関係なく誰でもチャレンジできますが、人によって向き・不向きがあります。食品加工の仕事に向いている人・適性がある人の特徴を5つ紹介します。

○単純作業を楽しめる人
○体力に自信がある人
○商品そのものや、ものづくりが好きな人
○衛生観念・責任感のある人
○人と接するよりも、黙々作業のほうが好きな人

単純作業を楽しめる人

食品加工の仕事は、同じ食材をひたすらカットしたり、箱にラベルを貼り続けたりといった単純作業の繰り返しです。雇用形態や日勤・夜勤、現場によって実労働時間は異なりますが、基本的には7~8時間、同じ作業を繰り返すことになります。地道な作業が苦手な人は、時間が経つのが遅い、飽きてしまった…など、途中で苦痛になってしまうかもしれません。
そのため、単純作業のほうが気楽に感じる人や、「こうやったらもっと効率的にできる」「レーンの向かいの人よりも数をこなせるように頑張ろう」など、反復作業の中でも自分なりに工夫してやりがいを探し出せる人は楽しみながら仕事に取り組めるでしょう。

体力に自信がある人

食品加工の仕事において、体が丈夫で体力に自信があることは非常に重要なポイントです。なぜなら、食品加工の仕事はライン作業であったり、作業台の前で一定時間立ちっぱなしだったりと、重労働とまではいかないものの体力が求められる作業内容が多いからです。
また、商品の出荷作業は体力勝負の仕事になり、男性社員に割り振られやすくなります。体力に自信のない人は、前もって伝えておくと安心です。

商品そのものや、ものづくりが好きな人

普段手に取っている商品の製造工程に携われるため、その商品自体が好きな人には楽しみながら仕事に臨めます。商品を大量生産する工場の場合、キッチンや飲食店の厨房では見ることのない機械も稼働しているため、まさに食品加工工場ならではの裏側を知ることもできます。
また、ものづくりが好きな人・手先が器用な人は、スピードやクオリティの部分で貢献でき、周りから頼りにされることがモチベーションに繋がるでしょう。

衛生観念・責任感のある人

食品製造は、人が口にするものを作る仕事です。そのため、安全面や衛生面はもちろんのこと、責任感も重要視されます。大勢の人が働いている工場で、「自分ひとりミスしてもバレないからいいや」といった軽い気持ちで取り組むと、商品の品質が落ちてしまい、クレームやお客様の健康被害を発生させかねません。
また、異物混入や消費期限切れの食品を利用するなどの問題が発生した場合、会社自体の存続が危うくなる可能性もあります。そのため、どの工程でも責任感をもって取り組む必要があります。

人と接するよりも、黙々作業のほうが好きな人

先述の通り、食品加工の仕事は、単純作業を黙々と繰り返す仕事のうえに、衛生的な観点から業務中の私語が禁止されている職場がほとんど。そのため、人とコミュニケーションを取る仕事よりも、黙々と作業をこなすのが好きな人に向いているといえます。
もちろん、朝礼やイレギュラー対応、休憩時間の雑談など、人と話す機会がまったくないわけではありませんが、無理にワイワイとはしゃぐ必要はなく、必要最低限の会話で済みます。自分の任された作業内容をしっかりと確実にこなすことが大切です。

食品加工の求人を探すなら
「はたらくヨロコビ」をチェック!

食品加工の仕事はシンプルで覚えやすい内容なので、初めて製造業のお仕事にチャレンジする方におすすめ。学歴や資格の有無を問わない求人が多く、どなたでもトライしやすいのが魅力的です。また、雇用形態も豊富なため、ライフスタイルにあった求人を探しやすいのもうれしいポイントです。
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