2021.02.22

施設警備はオフィスやショッピングモールの安全を守る警備の仕事

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はじめに

人が集まるオフィスビルやショッピングモールでは、そこで働いている人や、お店にきたお客さまが事故にあわないように、警備をする必要があります。大きな施設で事故が発生することを防ぐために必要な仕事が施設警備です。大きな施設が増え、その種類もさまざまになっているため、必要な警備員の数も増え続けています。
この記事では、オフィスビルやショッピングモールなどの安全を守っている施設警備の仕事について、特徴や向いている人などについて紹介します。

施設警備はビルや商業施設など屋内での警備を行う
施設警備の仕事はビルなどのの見守り

施設警備の仕事は、4種類に分けられる警備の仕事の中で、1号に分けられています。1号警備には、決められた施設の見回りをする巡回や空港の安全を守る保安などがあります。
1号警備は困っている人のサポートをしたり、怪しいものがないか確認したり、普段と違う状況になっていないかどうか調べたりします。オフィスビルやショッピングモールなど大型の施設で警備を行うため、他の警備の仕事と比べると、屋内での勤務が多いです。

大きな施設にはたくさんの警備員が必要

一つの施設に対して複数の警備員が必要で、施設が大きくなればなるほど必要な警備員の数は増えていきます。今後も新しい大型の施設は増えていくと考えられるため、施設警備の仕事はより一層必要とされます。
また、施設警備の仕事をするために役に立つ資格があり、この資格を取ることで仕事の幅を広げていくことが可能です。

施設警備の主な仕事は施設内の巡回や防犯カメラのモニターチェックなど
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見回りや防犯カメラのチェックを行う

施設警備では、施設の見回りや施設に出入りする人、車両の管理に加えて、防犯カメラのモニターチェックなどを行います。見回りやモニターチェックで得た情報をもとに、施設で起きている異常や困っている人がいないかどうかを確認します。このような確認や見回りを通して、犯罪や事故が起きてしまう前に防ぐのが目的です。
他にも、けが人の対応や夜間に鍵が閉まっているかどうかの確認も仕事のうちです。24時間動き続けている施設や夜間の見回りが必要な施設では、昼間の勤務だけではなく、夜勤が必要になる場合もあります。

同じ場所で長く働けるのが魅力

交通誘導やイベント警備などの場合には同じ場所、同じ時間で長く働き続けることは難しいです。しかし施設警備であれば、施設が無くならない限りは、同じ場所や時間で長期間働けます。これは他の警備の仕事と比較して、施設警備の大きなメリットです。また、働いている女性の人数が多い点も特徴です。

施設警備の勤務場所は快適!あこがれの施設で働けるかも
屋内がメインで快適な仕事

施設警備はオフィスビルやショッピングモールだけでなく、工場や大学、空港などで働くこともあるため、職場の雰囲気は働く場所ごとに大きく異なります。どの施設で働く場合でも屋内での勤務がほとんどなので、エアコンが効いた働きやすい環境で仕事をできる場合が多いです。
働いてみたい場所がある場合には、施設警備として働くことができる可能性もあります。あこがれている施設がある場合には、そこでの施設警備の仕事がないか確認してみましょう。
勤務時間や営業時間などにより、施設は使用される時間が決まっているため、警備員が必要となる日にちや時間は決まっています。また、勤務場所が変わることも少ないため、仕事とプライベートのバランスを取りやすい点も魅力です。

資格を取ってキャリアアップも目指せる

多くの施設では警備員として働くのに資格は必要ありません。しかし、空港など特定の施設では施設警備についての資格を持っている人が一定の人数必要です。また、いろいろな人が多く集まる職場のため、救命救急講習の受講や防災センター要員になっていると、活躍できる幅が広がるのでおすすめです。

施設警備は活躍している女性が多い!屋内で安定した仕事をしたい人におすすめ
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歩き回るので適度な運動にもなる

施設警備の仕事は、勤務する場所や時間が変わりにくいので、プライベートとのバランスを取りながら安定した勤務をしたい人に向いています。
また、警備の仕事をしてみたいけど、屋内で働きたい人にもおすすめです。仕事の中には施設内の見回りなどたくさん歩く仕事もあります。身体を動かしながら仕事をしたい人も検討してみるといいでしょう。

女性しかできない警備もあり、女性の需要も高い

また、大きな施設内ではパウダールームや女子トイレなど男性が入れない場所の警備も必要です。女性しかできない業務なので、すでに活躍している女性が多くいます。
他には、防犯カメラのモニターチェックなどを行うことも増えているため、機械に慣れている人も必要とされています。
また、今後に向けて正社員へのキャリアアップを目指していきたい場合には、施設警備などの資格を取ると、活躍の場が広がります。

まとめ

ショッピングモールやオフィスビルなどの安全を守る施設警備の仕事は、勤務場所や勤務時間が安定しており、エアコンの効いた環境で働ける点が魅力です。警備の仕事の中でも、プライベートの予定と調整しやすい仕事の一つです。
女性向け施設や女性しか警備できない場所向けに女性警備員が必要とされたり、防犯カメラをあつかうために機械に強い人が必要とされています。今後もさまざまな人材が必要とされることが予想されるため、興味がある人は一度検討してみてください。