2022.06.16

滋賀県×竜王町

近江商人が育んだ、おいしい名産品がいっぱい!滋賀県竜王町の魅力とおすすめポイントを現地スタッフが徹底解説!
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滋賀県竜王町は、日本一大きな湖、琵琶湖の南東に位置する町。西には鏡山、東には雪野山を望み、平野には日野川とその支流である善光寺川、祖父川、惣四郎川が流れるのどかな住宅街です。また、2016年の大手住宅メーカー調査「滋賀県で遊びに行く時のオススメスポットランキングベスト10」によると、竜王町にあるアウトレットパークが2位にランクイン。風光明美な環境と、便利な暮らしが両立した住みやすい町と言えるでしょう。
実は竜王町は、あの有名なブランド牛「近江牛」発祥の地としても有名。その歴史は江戸幕府が鎖国を開いた江戸末期から明治維新にまでさかのぼります。当時の神戸外国人街で高まった牛肉需要をいち早くキャッチした竜王の商人が、鮮度の高いおいしい牛肉の卸業を始めたのだそう。大阪、伊勢と並ぶ三大商人と言われる「近江商人」らしいエピソードですね。
移住に関しては若者が住みやすい町を目指した支援が充実。一定の条件を満たせば住宅の新築・リフォーム経費および家賃の一部を補助するなど、ユニークな制度が注目を集めています。豊かな自然と文化施設、近江商人ゆかりの活気あふれる環境が魅力の竜王町。現地スタッフが愛してやまないおすすめポイントを徹底解説します!

歴史に育まれた観光スポットと、安定した生活インフラが魅力
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竜王町ってこんなところ

竜王町の魅力は、歴史を感じる観光スポットと、恵まれた仕事環境、さらにはオフを楽しめるレジャー施設が共存しているところ。
まず、綾戸にある「苗村(なむら)神社」は、平安時代にまとめられた全国の神社一覧にも名を残す歴史の景観。田園の中にそびえ、茅葺きの壮厳さを感じさせる雄大な楼門(重要文化財)は圧巻です。西本殿は、鎌倉時代の建築で国宝にも指定されていますよ。また、雪野山のふもとにある「龍王寺」は、近江をこよなく愛して度々訪ね、数々の名作を世に送り出した白洲正子ゆかりの地としても有名。
ほか、源平合戦で有名な源義経が鞍馬山で修行をした後に宿泊し、元服したとして知られる「鏡の宿(かがみのしゅく)」や、源頼朝や足利尊氏も泊まったといわれている古刹「西光寺」なども、今にその歴史を伝える観光名所となっています。
また、移住するにあたり気になる就職の面では、大手企業の工場や、近江牛をブラントとした酪農とその流通、小売業などが定着。地元での仕事探しが有利とも言われています。大きなキャンプ場やアウトレットパークも充実しているので、オンオフともに楽しめそうですね。

竜王町の人って、こんな人!

滋賀県は琵琶湖を中心とし、「湖東・湖西・湖南・湖北」と4つのエリアに大別されます。竜王町は湖東エリア。近江商人を育んだ滋賀県の中でも特に商売熱心な地域と言われています。現在でも、大手アウトレットパークや有名洋菓子メーカーが拠点を構えているのはそのおかげかもしれませんね。真面目で勤勉、正直者。金銭感覚に厳しく、浪費型の人を嫌う傾向があります。
一方で移住者に対しては寛容。さすが、県内外へ商売を広げた歴史が長いだけあり「良いものは良い、悪いものは悪い」というさっぱりとした気質も持ち味です。

県内で唯一、鉄道のない町。バスや車の移動が必須

実は竜王町は、滋賀県でも唯一鉄道の便がない町。鉄道を使う場合は、JR東海道本線(びわこ線)近江八幡駅が最寄りです。公共交通機関で近江八幡駅へ行くには、バスで20分かかります。多くの地方都市と同様に、移住するとしたら自家用車の所有は必須と考えておきましょう。クルマさえあれば、町内の道路は整備されていますし、他地域へのアクセスも良好です。
また、滋賀県には空港がありません。空路では、最寄りの空港は大阪の伊丹空港です。伊丹空港は多くの路線があるのでどこに行くにも便利なのはうれしいところ。また、愛知の中部国際空港、兵庫の神戸空港、大阪の関西国際空港にもアクセス可能。4つの空港から利用便に合わせて選ぶことができます。

現地スタッフが推す!竜王町に行ったら外せないスポットと激ウマグルメ

竜王町の魅力は、歴史を感じる観光スポットめぐりとおいしいグルメ!商人魂のお眼鏡に叶った美食は近江牛だけでなく、地元の野菜や果物、お米に日本酒と、竜王ブランドの食材は全国的に人気が高いんです。長く暮らす条件として、毎日の食生活が充実することは何よりうれしいポイント。竜王町に移住したくなる、おすすめスポットと絶品グルメをご紹介します!

地元産のおいしいものがずらり!「竜王まるしぇ」
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豊かな自然に恵まれた竜王町では、さまざまな旬の野菜、果物が栽培されています。また、そうした地元のとれたて食材を販売する地産地消の取り組みもさかん。そのひとつが、地域のところどころで開催される市場です。
中でも、3月から11月の毎月第4日曜日に開催(※1)される「竜王まるしぇ」は有名。竜王町だけでなく、県内外からファンが訪れるイベントになっています。

※1:イベント詳細は問い合わせを。竜王町観光協会 滋賀県竜王町小口3(竜王町役場内) TEL (0748) 58-3715 FAX (0748) 58-3730

琵琶湖の幸!通の舌をうならせる「鮒ずし」
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琵琶湖を有する滋賀県の伝統的な味・鮒寿司。中でも竜王町で作られたものは、琵琶湖産の天然子持ちニゴロブナでつくる伝統的なもので、全国の食通があこがれる逸品です。また、鮒寿司に使われるお米、滋賀県産の酒粕などをオリジナル配合した床に野菜を飯に漬けこんだ「飯漬け」、鮒寿司やその他の原材料をバゲットに塗り込んだラスクなど、オリジナルのアレンジ商品が豊富。地元の味をさまざまな形で楽しむことができます。

元祖の味を楽しもう!近江牛のアレンジグルメ
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竜王町が「近江牛」発祥の地としても有名であることはお伝えした通り。近江牛はそのきめ細やかなサシの入り方や、口溶けのよい脂身が特徴で、ステーキやすきやきが定番かもしれませんね。一方で、竜王町ではお膝元ならではのアレンジグルメが豊富なのです。
近江牛を贅沢に使ったハンバーグや石焼きビビンパ、ラーメンなど、さまざまな工夫を凝らしたメニューがいただけるのは生産地ならでは。ぜひ、お気に入りの近江牛メニューを見つけてください。

移住者に人気の滋賀県竜王町の魅力まとめ

竜王町は、滋賀県の中でも特にローカル感が強い町かもしれません。鉄道がないため外部から訪れる人々もそう多くなく、便利とは言えない一面もあるのは事実。 でも、そのぶん歴史に育まれた貴重な史跡が残っていたり、地元ならではのおいしいグルメが楽しめたりと、ご当地らしさがある生活を楽しむのにはぴったりの場所。大手企業の工場や、人気のアウトレットパークが充実している暮らしやすい環境は、移住を検討する上での大きなプラスになるのではないでしょうか。

一方で、観光で有名な近江八幡市に隣接しており、休日に遊びに行くレジャースポットにも恵まれています。少し足をのばせば、京都や大阪といった都市部に遊びに行けるのも魅力ですね。ただクルマがないと生活が不便であることは、移住を検討する際に理解しておく必要があります。

その他、住まいや仕事のことなど、竜王町への移住で気になることがあれば、ぜひアウトソーシングに一度ご相談ください。住まい付きのお仕事など、竜王町近辺の求人情報を豊富に持っているので、あなたの不安をしっかり解消します。現地スタッフだからこそわかるリアルな情報で、移住をとことんサポートします!