栃木県×上三川町
栃木県上三川町(かみのかわまち)は、栃木県最大都市の宇都宮市の南部に位置します。面積は55キロ平方メートルほどの小さな町ですが、交通アクセスの良さから人気があり、大手住宅建設会社による「街の幸福度&住み続けたい街ランキング2021」の栃木県版で、「住み続けたい街」第2位にランクイン!「街の幸福度」でも第5位と、住んでいる人の満足度がとても高くなっています。
宇都宮市への通勤通学に便利なのはもちろん、周囲には大手企業の工場なども多く、求人がたくさんあることも、人気の理由のひとつ。また、自治体は移住支援や子育て支援に力を入れているので、若い世代がこれから暮らすのにピッタリです。現地スタッフが上三川町の魅力とおすすめポイントを、徹底解説します!
上三川町は全国的な知名度はさほどありませんが、自然に恵まれて落ち着いた雰囲気がありながら、都市部へのアクセスは良好、買い物や遊ぶ場所にも困らない町。栃木県内では住みやすい町として知られる、隠れた実力派なんです。
上三川町は栃木県内では南部に位置し、北は宇都宮市に面し、宇都宮市のベッドタウンとして人口が増えています。東は真岡市、西部と南部は下野市に面しています。
町内には鬼怒川・江川・田川の3つの清流が流れ、美しい水辺の風景を創り出しています。桃畑緑地公園、夢沼親水公園、磯川緑地公園など川沿いには公園が整備され、遊歩道を散歩したり、サイクリングロードが整備されていたり、初夏にはホタルを楽しめたり、季節ごとに楽しみがいろいろとあります。また、川沿いを中心に町内のいたる所に桜並木があり、季節になるとまさに絶景!特に田川のサクラ堤は有名で、バーベキューをしながら花見ができることもあり、多くの人が訪れます。
日々の暮らしは、県庁所在地の宇都宮市に隣接し、北部には大型のショッピングモールもあるので、買い物や娯楽には困りません。また、町内を縦断している国道4号線は全国有数の幹線道路で、道路沿いには大型のホームセンター、飲食チェーンなどが林立して、効率よく利用することができます。休日はショッピングモールで過ごすのか、それとも自然を満喫するのか、身近な場所で選べるなんて贅沢ですよね!
気候は、年間平均気温は約14度と温暖ですが、1日の寒暖差が大きい地域です。また、冬は冷たい季節風「からっ風」が吹きます。しかし、雪はさほど降らないので、暮らしやすい地域と言えます。
上三川町では、「上三川町まち・ひと・しごと創生総合戦略」として、住みよい町づくりや町の活性化の方向性について、明確に打ち出しています。そのため、子育て世代への支援、移住支援、経済支援が手厚く実施されています。
特に、妊娠から産後までの途切れない支援があり、妊婦は一般健康診査費用(1回目20,000円、2回~7回各5,000円、8回目11,000円、9回~10回目各5,000円、11回目9,000円、12~14回目各5,000円)の補助を受けられます。さらに、産後も2回まで産婦健康診査の助成を受けられます。
「産後ケア事業」では、出産後1年未満のお母さんと赤ちゃんを対象に、助産師や保健師に相談したり、アドバイスを受けることができます。特筆すべきは、産科や助産院に宿泊して産後ケアを受けられること!しかも、自己負担額は2割なので、気軽に利用できます。第3子以降の子1人につき20万円の祝い金を支給したり、第3子以降の保育料は免除になっていたり、書ききれないほどの子育て支援があります。
また、東京圏から移住すると、最大100万円が支給される移住支援事業を実施。住宅を取得した人に対して支援金を交付する「定住促進住宅支援金」制度もあります。町内には多くの大手企業の工場や事業所がありますし、宇都宮へのアクセスも抜群なので、仕事には困りません。
上三川町の町内に鉄道駅はありませんが、隣の下野市にJR宇都宮線石橋駅があります。東口ロータリーのすぐ東側が上三川町なので、多くの人が通勤や通学に利用しています。
町内はバス路線が充実。関東自動車の4系統が乗り入れていて、町内の主要スポットや宇都宮駅に簡単にアクセスできます。宇都宮駅と茨城県水戸駅を結ぶ高速バスの停留所もあり、移動はスムーズです(※1)。
クルマでの移動は、町内を南北に国道4号線や県道35号線が走り、東西は国道352号線や県道71号線が走っているので、町内のスポットにはどこでも無理なく行くことができます。
所在地としては宇都宮市になりますが、北関東自動車道宇都宮上三川インターチェンジが北部にあり、県内外へのアクセスも良好です。
※1:新型コロナウイルスの影響により、2022年2月現在、全便運休となっています。
豊かな自然に恵まれた上三川町は、季節ごとにさまざまな表情を見せてくれます。また、歴史的にも見どころがいっぱい。充実した休日を過ごせること、間違いなしです!
鬼怒川・江川・田川に囲まれた上三川町には、川沿いに美しく整備された公園がたくさんあります。鬼怒川の河川敷を利用した蓼沼親水公園は、「水と緑と花」をテーマにした公園で、子どもが水遊びできる「親水ゾーン」、季節ごとの花や生き物観察が楽しめる「鑑賞ゾーン」などがあり、家族連れに大人気。「礫川緑地公園」の遊歩道は、野鳥の声を聞きながらお散歩ができるスポット。初夏にはホタルの見学もできます。「桃畑緑地公園」は、サイクリングロードやバーベキュー広場が完備され、気軽にアウトドアを楽しめます。
他にも、桜やツバキなどの花の名所「上三川城址公園」、町の生涯スポーツの拠点として親しまれている「富士山公園」、生態保全をテーマに整備された「水環境神主公園」など、町中の至るところで自然と触れ合うことができます。
上三川町は旧石器時代にまでさかのぼる遺跡が残る、歴史ある町。350年以上続いたと言われる「多功城跡」「上三川城跡」と2つの城跡が、往時の面影を感じさせてくれます。
市街地にありながら、荘厳で落ち着いた佇まいの「白鷺神社」は、日本武尊(ヤマトタケルノミコト)を祀った神社。1000年以上前に建てられたと言われ、神社の西側には今は採掘禁止となっている日光石で作られた鳥居があり、町指定の文化財となっています。4月の祭礼では、災いを防ぎ、幸福を招くために、200年以上受け継がれてきた「太々神楽」が奉納されます。白鷺神社の御鎮座1220年を記念して奉納された「平和の剣」は、12m20cmの巨大な青銅製。迫力に圧倒されます!
水の恵みをたっぷり受けている上三川町は、古くから農業が盛ん。近年は、首都圏からのアクセスの良さを活かし、近郊型農業としてトマトや玉ねぎなどの人気野菜や、栃木名物として知られるかんぴょうが栽培されています。
食材の宝庫である上三川町の特色を生かしたご当地グルメの開発も盛んで、なかでも評判となったのが「かみのかわ黒チャーハン」。アスパラガス、かんぴょう、トマト、ニラ、玉ねぎ、豚肉などの地元食材をたっぷり使い、オリジナルの黒いソースが味の決め手。独特の香ばしさがあり、一度食べたらクセになります!店舗によって使っている食材や味わいにバリエーションがあるので、ぜひ食べ比べてお気に入りのお店を見つけてください。
川沿いを中心に、季節ごとの美しい自然を堪能できる栃木県上三川町。古い歴史があるので、風情ある落ち着いた雰囲気ながら、大型ショッピングモールなど買い物に困らない利便性があり、住みやすい町として人気が集まり始めています。県庁所在地の宇都宮市に隣接し、公共交通機関でもクルマでも交通アクセスが抜群で、通勤通学に便利なことも、人気の理由です。自治体の手厚い支援もあり、伸び伸びと子どもを育てたい世代には、特におすすめしたい町です。
しかし、上三川町は全国的な知名度があまりないことも事実。Webなどに掲載されている情報も少ないので、「移住しても住むところはあるの?」「町内で便利な場所は?」「仕事はすぐに見つかる?」など、不安に思うことはたくさんあるのではないでしょうか。
そんな時は、アウトソーシングにぜひご相談ください!上三川町の住まいと仕事に精通した現地スタッフが、現地だからこそわかるとっておき情報で、あなたの移住を全力でサポートします。地元民御用達の穴場の店もご紹介しますよ!