2021.10.06

千葉県

地元住民の「生活満足度」ナンバーワン!千葉県の魅力とおすすめポイントを現地スタッフが徹底解説!
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宝島社「田舎暮らしの本」が発表した「移住したい県」2021年のランキングによると、千葉県は47都道府県のうち5位。千葉県はこのランキングで常に上位にランクインし、移住希望者の注目度が高い県です。さらに、同アンケート内の「移住したい市町村 首都圏エリア」では、千葉県いすみ市が5年連続で総合1位。千葉県が「移住先進地域」として安定した人気を集める理由は何でしょうか?
ブランド総合研究所の調査 (※1)によると、千葉県は地元住民の生活満足度が47都道府県の中で1位。つまり、実際に住んでいる人の居心地がいいんです。同調査によると、地元住民が住みやすいと思う条件は「交通インフラの便利さ」「病院・医療施設の充実」が大きく関係するとのこと。東京に隣接し、通勤・通学の混雑解消への取り組みが行われたり、専門性の高い大病院が多いと言われる千葉県は、生活に本当に必要なものが整っているのでしょう。
また、千葉県は2018年度の農業産出額が全国4位、漁業養殖生産量は全国8位。近隣に消費地が近いことから農林水産業が発達していたり、イオンやマツモトキヨシホールディングス、オリエンタルランドといった大企業も多く、経済の安定性もお墨付き。さらに自然が豊富と、住みたくなる理由がぎゅっと詰まっています。
住民の満足度が高いということは、移住を検討する上でかなり頼もしいポイントになりますよね。その魅力について、現地スタッフがおすすめポイントを徹底解説します!

(※1)ブランド総合研究所「都道府県『生活満足度』ランキング」2020
(※2)千葉県ホームページ「ちばの農林水産業」

首都圏隣接でも自然豊か!移住初心者にもおすすめの住みやすさ
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千葉県ってこんなところ

千葉県は、東京都、埼玉県、茨城県と接しており、東京湾からは「東京湾アクアライン」で神奈川県と結ばれています。東京に隣接した東葛飾、ベイエリア、かずさ・臨海エリアは県人口の多くが集まり、首都圏らしい賑やかな生活圏が広がります。
一方、北総、九十九里、南房総は東京の隣県と思えない雄大な自然を有し、千葉県の農林水産業を担う自然資源が広がるエリア。三方を海に囲まれているため、冬は暖かく夏は涼しい海洋性の気候も、住みやすさにつながっています。特に暖流の影響を受ける南房洲沿岸は、過ごしやすい別荘地として人気です。
総務省の調査(※1)によると、千葉県の持ち家住宅率は65.4%。全国平均は61.2%で、首都圏に位置しながら、全国平均を上回っています。ちなみに東京都は45%ですから、都内に家を構えることの難しさがわかります。でも千葉県なら、都会的なロケーションで持ち家も夢ではないかもしれませんね。
また、千葉県の生活満足度が高い理由のひとつに、充実した子育て支援があります。まず結婚から出産、子育てまで切れ目のない支援を目指し、独自のスマートフォンアプリ「My Style Diary」を開発。このアプリを使用することによって、地域のイベント情報などの配信をリアルタイムで受け取れたり、専門家による健康相談も受けられるようになるだけでなく、子どもの成長記録機能や各種コラム、子育てQ&Aなどさまざまなサービスを受けることができます。
このように、毎日の暮らしに寄り添う支援があるところが、実際に暮らしている人からの満足度が高い理由のひとつです。

(※1)総務省統計局「住宅・土地統計調査」2018

千葉県の人って、こんな人!

東京の隣県という土地柄ながら、海と山、両方の自然環境が豊富な千葉県。NHK連続テレビ小説「澪つくし」では、千葉県銚子市の特産であるしょうゆ醸造の家業を継ぐヒロインと、網元の長男という相反する環境で育った男女が愛を育むという、千葉らしいロケーションが生んだストーリーが描かれ、大人気になりました。また、温暖で恵まれた生活環境が育んだその県民性は、他の都道府県よりも楽観的でおおらかだと言われています。
はっきりとした県民性や個性はないけれど、人との協調性があり、和を大切にする性格なので、男女ともに会社組織などで重宝される人が多いそうですよ。
もちろん移住者にも寛容。東京で働きながら一戸建てを持つために移住する人や、他県から千葉県の大手企業に就職して移り住む人など、移住のパターンがたくさんある千葉県は、その受入にとても柔軟です。方言などの生活習慣のクセもさほど強くないので、移住初心者や、地元から離れたことがないという人にも、すんなり地元になじめることでしょう。

「成田空港」を有する日本の玄関。県内から都心のアクセスは選択肢が豊富

千葉県で代表される交通の拠点はやはり、日本の玄関口である成田国際空港。日本最大の国際空港として1978年に開業し、日本の国際化を推し進めるシンボルとなりました。成田空港へのアクセスは鉄道はもちろん、リムジンバスが意外に便利です。東京駅、銀座駅をメインに、大江戸温泉物語とを結ぶアクセスがあるのは、外国人を多く受け入れる成田空港路線ならではです。
また、意外に東京都大田区にある羽田空港とのアクセスも良好。羽田空港からJR千葉駅西口へのリムジンバス運行があり、乗り換えなしで1時間ほどで到着できます。
都心から県内の移動はさすがに隣県だけあって選択肢が豊富。JR線はもちろん、私鉄の乗り入れ路線も千葉全域にあるので、どの地域に住んでも都心へのアクセスに大きな不便はないでしょう。終電を逃してしまった!という時に、都心からの深夜バスが利用できるのも隣県ならではですね。
さらに、千葉県の主要な交通インフラとして見逃せないのが「東京湾アクアライン」です。特におすすめなのが運賃が比較的安価な高速バスの利用。木更津駅から横浜駅・新宿駅・品川駅・川崎駅・羽田空港などへの便があります。また、東京駅から木更津駅・君津駅・袖ケ浦駅・茂原駅・安房鴨川駅・勝浦駅・館山駅など房総半島各地への路線の運行もあり、特に房総エリアに住む人たちにとっては、鉄道と並ぶ生活の足となっています。

現地スタッフが推す!千葉県に行ったら外せないスポットと激ウマグルメ

東京や埼玉、栃木など、近隣からはもちろん、全国から訪れる観光客を多く受け入れる施設が充実した千葉県。日本最大のテーマパークや、歴史を感じる社寺仏閣が充実し、遊びのプランは選び放題!もちろん、自然の恵みを楽しめるグルメも見逃せません。地元に愛される、おすすめスポット&グルメをご紹介します!

レジャーの選択肢は日本随一!「テーマパークめぐり」
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テレビ朝日系列の番組による調査「満足度の高いテーマパークがある都道府県ランキング」で千葉県は堂々の1位。東京ディズニーリゾート、東京ドイツ村、鴨川シーワールド、マザー牧場などなど、千葉県は全国的に有名なテーマパークの宝庫。テーマパークを目当てに千葉県へ訪れたことがある人も多いのではないでしょうか。
千葉県にテーマパークが多いのは、東京からのアクセスの良さと、成田国際空港を拠点に訪れる外国人観光客にとって便利な立地だから。周辺には宿泊施設やグルメスポットも充実し、もちろん交通インフラも整っているので、ファミリーやカップルで安心して楽しめるのも魅力です。住まいの近くに、憧れのテーマパークがあるなんて嬉しいですよね。
また、千葉県のテーマパークは都市型のエンターテイメントだけでなく、自然を満喫できる体験型のアクティビティが豊富なのも特徴。話題のSUPやシーカヤックなどのマリンスポーツや牧場での乗馬体験、登山など、子どもの感性を磨く情操教育や、体力づくりに役立ちそうな施設が豊富なのも魅力です。

江戸時代から大人気。歌舞伎文化と門前町グルメを満喫できる「成田参詣」
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江戸時代から人気の歌舞伎役者である市川團十郎。「成田屋」の屋号を冠してその伝統芸能を今に伝えているルーツは、千葉県の成田市にあります。成田山新勝寺と市川團十郎家とは、初代團十郎が子の誕生を本尊の不動明王に祈願して以来の縁。江戸元禄以来、成田山不動尊信仰の絆で結ばれ、屋号「成田屋」の由来になっています。節分で、歴代の市川團十郎が寺を舞台に豆まきをする姿を、テレビなどで見たことがある人もいるのではないでしょうか。
この成田山新勝寺へお参りすることを通称成田参詣(なりたさんけい)と言います。その際に食べたいのが「うなぎ」。
千葉県でうなぎ?と不思議に思うかもしれませんが、実は近隣の利根川や印旛沼は古来からうなぎの産地でした。参道にはいくつもの鰻屋があり、成田の名物となっています。参道のにぎわいを感じながら、お寺参りを楽しんでみてはいかがですか?

しょうゆ、みりんは日本一の生産量! 「千葉の調味料」
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農林水産省の調査(※1)によると、千葉県は醤油とみりんの生産量が日本1位。私たちの台所にいつもある調味料の生産を、千葉県が支えているのですね。
醤油の主な生産地は野田市と銚子市。野田にキッコーマン、銚子にヤマサ醤油とヒゲタ醤油があります。他にも下総醤油を手掛けているちば醤油や、桶仕込みを続けている蔵元である宮醤油店(富津市)、小倉醤油(銚子市)、タイヘイ(匝瑳市)など、通好みのブランドも千葉産なんですよ。
みりんは流山市が有名。京都府の伏見、愛知県の三河と並ぶみりんの名産地で、流山キッコーマンは、流山市の名産である「白みりん」の製造が、明治時代から行われています。
千葉県内では、醤油やみりんの工場見学が楽しめたり、その珍しい加工品が買えたりと、地元ならではの醤油やみりんの新しい発見があります。

(※1)農林水産省「作物統計」2020

移住者に人気の千葉県の魅力まとめ

千葉県に移住する魅力はその「親しみやすさ」にあるのではないでしょうか。首都東京と隣接し、人の行き来や物流が活発な地域性は、初めて移住を検討する人にとっても住みやすい場所と言えます。特に仕事面では東京への通勤も視野に入れることができるので、ライフスタイルの選択肢が広がります。
また、千葉県は都会の便利さがありながら、大きなエンターテイメント施設にさくっと行けたり、自然を存分に満喫できるアクティビティを楽しめたりと、休日が充実しそうなお楽しみが身近にあることが嬉しいポイント。移住となると、やはり仕事や生活費のことがまず気になってしまいがちですが、長く住むには「楽しみがあるかどうか」が、非常に重要になってくるもの。千葉県に住む人の生活満足度が高いのは「自分にとっての楽しみを刺激してくれる場所」だからではないでしょうか。
一方、仕事や暮らし方の選択肢が豊富なだけに、どのような移住プランを計画するか迷う人もいると思います。そんな時はもちろん、現地スタッフが移住をとことんサポートできるアウトソーシングにぜひ一度ご相談ください。住居付きのお仕事もあるので、「お試し移住」を検討することもできますよ!現地に詳しいスタッフが全力でサポートいたします!