2021.10.06

佐賀県

恵まれた自然環境と伝統文化に囲まれた街!佐賀県の魅力とおすすめポイントを現地スタッフが徹底解説!
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知名度の低さや田舎ぶりを嘆く曲「佐賀県」のヒットもあり、マイナーなイメージの強い佐賀県ですが、暮らしやすい県としての注目度が高まっています。日本総合研究所による「都道府県幸福度ランキング2020年版」では、佐賀県が九州ではトップにランキング!さらに、野村総合研究所による「成長可能性都市ランキング2017」で、佐賀市が「都市の暮らしやすさ」で堂々の1位に!「子育てしながら働ける環境がある」の評価でも松本市、前橋市に次いで第3位にランクインし、住むにはとても良い環境にあることがわかります。
この暮らしやすさが評価され、年々移住者の数は増え続け、特に隣県の福岡県からの移住者が増えています。また、ゲーム会社やシステム開発会社など、IT企業の進出も目立ち始め、佐賀県の仕事環境も大きく変化しています。佐賀県民としては、やっと佐賀県の魅力に気づいてくれたのか!と、うれしい気持ちでいっぱいです!
マイナーイメージから一転、暮らしやすい移住先として注目を集める佐賀県の魅力とおすすめポイントを、現地スタッフならではの視点でご紹介します!

住みやすく、子育て環境が充実している佐賀県
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佐賀県ってこんなところ

佐賀県は九州の北西部に位置し、九州では最も小さい面積の県です。東は福岡県に接し、佐賀市から九州の大都市である博多市までは特急電車で40分と、通勤・通学圏内にあります。西は長崎県に接し、北は玄界灘、南は有明海に面しているので、漁業が盛んでさまざまな海の幸が楽しめます。また、広大な佐賀平野では昔から米と麦の二毛作が行われるなど、自然が豊かで第一次産業が盛んな県です。また、伊万里焼や有田焼の焼き物、唐津くんちなどのお祭りなど、伝統的な文化が多く残る県でもあります。
一方で、2016年にICTリテラシーとスキルの向上を支援する「マイクロソフトイノベーションセンター」が西日本で初めて佐賀市に開設されたのをきっかけに、ゲーム会社やシステム開発などのIT企業が続々と佐賀に進出!唐津市や鳥栖市など、県内には工場団地も多く、大手企業の工場が進出してくる例も目立つようになりました。そのため、IT企業や製造業に勤める移住者が増えています。
多くの企業が佐賀県に進出し、移住者が増えている理由は、温暖で過ごしやすい気候と自然災害の少なさが大きなメリットになっているから。年間平均気温は16度前後で、猛暑日と真冬日がほとんどなく、熱帯夜になることもあまりありません。自然災害も少なく、震度1以上の地震発生回数は東京都の107回に対し、佐賀県は21回(※1)。刑法犯の認知件数も、東京都の125,251件に対し、佐賀県は4,331件(※2)と、治安の良さも安心感につながっています。
また、佐賀県は子育て環境が充実している県としても知られています。「子育てし大県“さが”プロジェクト」として、子育てマッチングアプリ「地域 de 子育てシェアエコ」や「子育てタクシー」、子どもの送迎や家事などを支援してくれる「ファミリー・サポート」など、さまざまな取り組みが行われています。保育園の待機児童もわずか0.1%です!

(※1)気象庁「震度データベース」2019
(※2)警察庁「警察白書」2017

佐賀県の人って、こんな人!

佐賀県は伝統的な文化資源が多く残ることからわかるように、一度決めたことは大切に守り抜く一面があります。頑固な県民性、と受け取ることもできますが、つながりやまとまりなど「和」をとても大切にする、ということ。「自分が自分が」とグイグイ前に行くタイプではなく、伝統的な規範を大切にするので、誠実でしっかりとした、真面目な人が多いです。 「和」を大事にするので、誰にでも温かく、移住者に対しても寛容。小手先でごまかすようなことは嫌うので、誠実に付き合うことを心がけましょう。また、伝統を大事にはしますが、上から押し付けたりすることはないので心配無用です。
また、九州男児と言うと亭主関白のイメージが強いですが、佐賀県では女性が活躍できる社会を作るため、妻の妊娠期からの男性の家事・育児への協力を惜しまないように促す「マイナス1歳からのイクカジ推進事業」に取り組んでいます。佐賀県版父子手帳の「SAGA PAPA POCKET BOOK」など、男性と女性が一緒に子育てをする啓蒙活動に積極的なので、今までの九州男児のイメージとはちょっと違うかも!?佐賀県男性は、本当の意味での“かっこいいパパ”が多いようです!

佐賀駅から博多までは40分!

県の中央部にある佐賀市は、博多まで特急で40分と、通勤・通学圏内にあります。また、鳥栖市などの東部はより博多に近く、鳥栖駅から博多駅までは特急で20分ほど。新幹線停車駅である新鳥栖駅からだと、新幹線で博多まで12分、熊本まで24分と、他県へのアクセスは抜群です。県内は、JR長崎本線が東西を横断し、南北をJR唐津本線が結んでいます。鳥栖市は、道路網でも九州を縦と横に貫く高速道路の結節点になっています。
県西部や南部は、博多や福岡空港と西九州自動車道や長崎自動車道でつながれていて、高速バスが運行しています。
空路は、佐賀市内からクルマで25分ほどの佐賀空港があり、羽田空港までは約1時間50分。国内便は羽田線、成田線のみですが、佐賀駅からクルマで1時間ほどの福岡空港からは、北海道、関東、関西へと数多くの路線があり、どこに行くにも困りません。

現地スタッフが推す!佐賀県に行ったら外せないスポットと激ウマグルメ

自然と伝統文化に恵まれた佐賀県には、見どころがいっぱい。佐賀県に住んでいたら、休日は飽きることなくアウトドアや観光スポット巡りで楽しむことができます。豊かな自然が育む佐賀グルメも外せません!

風光明媚な絶景とグルメを堪能できる「唐津」
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佐賀県北部の唐津市は、唐津焼や唐津くんちなどの伝統が息づく街。また、玄界灘の美しい海と脊振山系の深い緑に囲まれ、風光明媚な景勝地が多くあります。
唐津湾沿いに虹の弧のように連なる「虹の松原」は、日本三大松原のひとつ。全長約4.5キロで、約100万本の松が植えられています。海に向かって広がる「大浦の棚田」は絶景。夕暮時は田んぼが赤く染まり、版画のような幻想的な光景が浮かび上がります。東松原半島の最西北端にある「波戸岬」は、夕日の名所。恋人の聖地としても人気です。
唐津市はグルメの街でもあり、特に有名なのは、呼子のイカと佐賀牛。新鮮で豊富な食材は、朝市や商店街で簡単に手に入ります。観光に出かけるのも良いですし、移住先としても住みやすさで人気の街です!

先進工業と伝統工業が共存!ホッとする街「伊万里」
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佐賀県西部の伊万里市は、約400年の伝統がある伊万里焼で有名な街。多くの窯元があり、焼き物オブジェが街のあちこちに見られる、焼き物好きにとってはたまらない街です。子どもたちの給食に使われる器も、伊万里焼です!
また、深く入り組んだ伊万里湾は天然の良港と言われ、黒毛和牛の中でも最高級ブランドの伊万里牛、西日本トップの生産を誇る梨など、食べる楽しみもいっぱい!近年は、大規模な臨海工業団地が造成され、IC関連産業などの製造業が集積し、経済も発展してきました。伊万里港は、近代的な工業港としての一面も持っています。
自然豊かで「ほどよく田舎」、先進的な工業と伝統的な工業が共存する「ほどよく街」な伊万里は、どこかホッとする雰囲気の街です。ぜひ一度、訪れてみてください!

おいしい米と清らかな水が育む「佐賀の日本酒」
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実は、佐賀県は米どころ。また、県の南北にある山地を水源とする伏流水に恵まれ、日本名水百選にも選ばれるような数多くの名水があり、きれいな水も豊富です。そんな上質な米と清らかな水が、古くから個性豊かな佐賀県の日本酒を育み、県内には多くの蔵元があります。
佐賀の日本酒の味わいは、一言でいうと「濃醇」。九州のしょう油が甘いことはよく知られていますが、食全体もどちらかと言えば甘くしっかりした味付けが好まれます。その味付けに負けないように、佐賀の日本酒もしっかりした旨みと甘みを持っています。呼子名物のイカの刺身、有明海名物のムツゴロウの刺身や蒲焼きと一緒にぜひ楽しみたいですね!
特に有名な銘柄は、有明海に面した鹿島市にある富久千代酒造の「鍋島」。鹿島市は酒どころで、肥前浜宿には古く美しい町並み「酒蔵通り」が残されています。嬉野市五町田酒造の「東一」は、吟醸酒で有名。フルーツを思わせる華やかな香りで、一時は入手困難になったほどの人気です。

移住者に人気の佐賀県の魅力まとめ

恵まれた自然環境と伝統文化を持つ佐賀県は、近年IT企業や製造業が集積し、これからますます発展が期待できる県。新たな産業が発達していることもあり、佐賀県は人を増やそうと移住促進に力を入れています。例えば、移住を考えている人向けに、「SAGA SMILEカード」を発行。提示すると、引っ越し料金や不動産仲介手数料の割引など、たくさんの特典が受けられます!最大30日まで借りられるお試し住宅も用意されています。
佐賀県は、自然環境に恵まれた「ほどよく田舎」と、博多も通勤圏内に入る「ほどよく都会」がミックスされた住みやすい街。急成長の産業を背景に求人は豊富ですし、子育て環境が充実していることもあり、佐賀県への移住を視野に入れている人もいるのではないでしょうか?

しかし、いきなり住まいを自分で準備するとなると、まとまった額の資金が必要となります。また、実際に住んでみないとわからないこともあるので、後から「イメージが違った!」と後悔するのは避けたいですよね。そんなときに頼りになるのは、やっぱり地元の人の声。アウトソーシングなら、現地スタッフが住まいのこと、仕事のこと、何でも相談に乗ります。移住資金に悩んでいる方には、住まい付きのお仕事で「お試し移住」をする手もあります。住まい付きならば、移住にかかる資金をぐっと抑えることができますし、住んでみて分かる地域の情報を手に入れることもできます!
佐賀県に興味があるなら、ぜひ一度アウトソーシングにご相談ください!