2021.09.29

長野県

「別荘が多い都道府県」ナンバーワン!長野県の魅力とおすすめポイントを現地スタッフが徹底解説!
記事メイン画像

夏は避暑地として、冬はスキーのメッカとして大人気の長野県。総務省が発表した最新調査によると「別荘が多い都道府県」第1位(※1)で、名実ともにあこがれの移住地としてゆるぎないブランドを誇っていることがわかります。ちなみに、2位は熱海を有する静岡県。3位は自然環境、利便性のバランスがとれた千葉県。とはいえ長野県の別荘の数は、全国平均の6倍(※1)と、ケタが違いますね。
さらに、株式会社宝島社が発行する月刊誌「田舎暮らしの本 2020年版」では、14年連続で「移住したい都道府県ランキング」第1位に輝いています!また、就業率は男女ともに全国2位(※2)という仕事の安定感も、移住後の夫婦共働きをイメージしている人などにとってはうれしい話。
多くの人が長野県に別荘を持ったり、移住を希望したくなる理由は、やはりその「住みやすさ」にあります。穏やかに暮らせる自然環境やほどよい利便性があり、落ち着いた雰囲気が、長年の移住人気を支えているのでしょう。現地スタッフが愛してやまないおすすめポイントを徹底解説します!

※1:総務省「土地統計調査」2020
※2:国勢調査(2015)

穏やかな気候でのんびり暮らす、ストレスフリーな移住が叶う
記事画像
長野県ってこんなところ

長野県は日本のちょうど真ん中くらいに位置し、南北に長く広がっています。面積の広さは全国で4位。また、8つの県(埼玉県、群馬県、山梨県、静岡県、愛知県、岐阜県、富山県、新潟県)とつながっており、となりあっている都道府県の数が日本一多く、陸続きでさまざまな都道府県へ気軽に遊びに行けます。
長野県は北から県庁所在地の長野市がある「北信」、松本市をメインとした「中信」、飯田市が中心の「南信」と大きく3つのエリアに分かれ、気候風土や生活習慣、方言などが少しずつ異なります。北信は切り立った山並みがたくましい北アルプスを臨み、冬は積雪量が多いことからスキーの聖地として県内外からスキーヤーが訪れます。1998年には冬季オリンピックの開催地となりました。
中信は国宝松本城のおひざもと。松本市は城下町らしい賑わいがあり、NHKの連続テレビ小説「おひさま」の舞台となった安曇野や軽井沢といった洗練された避暑地が多いのもこのエリアです。南信はおだやかな山並みに癒される南アルプスのすそ野に住宅地、農地が広がっており、温暖な気候。県内でも移住希望者が一番多い地域とも言われています。
その住みやすさから、子育て世代の移住希望者が多いのも長野県の特徴。18歳以下の子育て世帯に、スーパーや飲食店など、さまざまな協賛店舗でサービスが受けられる「ながの子育て家庭優待パスポート」を配布するなど、地域で子育てを応援する文化が根付いています。

長野県の人って、こんな人!

日本アルプスを臨み、その暮らしは山とともにあると言っても過言ではない長野県の人々。山国の静かな風土で育ち、比較的シャイな人が多いと言われています。長野県は内陸部に位置するため比較的気候がおだやか。そんな理由からか、おっとりとして競争心のない県民性とも言われています。別荘が日本一多く、県外からの観光客を多く受け入れてきた歴史が長いので、移住者には寛容。ほどよい距離感を保ち、あまりプライベートには干渉しないのが長野県の人たちです。
また、長野県の優れた県民性として注目したいのがヘルシーな食生活。厚生労働省の調査によると、長野県は男女ともに野菜ときのこの摂取量が日本一(※1)。都道府県別の平均寿命ランキングでは男性2位、女性1位という結果(※2)から見ても、毎日の良質な食が健康を支えていることがわかります。移住したら、健康になるかも!?

(※1)厚生労働省「国民健康・栄養調査」2020
(※2)厚生労働省「都道府県別生命表」2020

新幹線・特急・バスとアクセス手段が多い

東京から長野県へのアクセスは、鉄道の場合大きく分けて北陸新幹線「あさま」で北信へ向かうルートと、中央本線の特急「あずさ」で中南信へ向かうルートに分かれます。新幹線なら軽井沢駅まで約1時間、長野駅までは約2時間という利便性から、長野県から東京へ新幹線通勤をするサラリーマンも多いんですよ。また、8つの都道府県と隣接する土地柄、長野県へのアクセスは遠距離バスの移動が便利。8つの都道府県すべての間でバス運行があり、長野県民は長距離バスを上手に乗りこなしています。
空の便は信州まつもと空港のみ。東京への便はなく、大阪伊丹、兵庫神戸、北海道新千歳・丘珠をつなぐ路線が運行しています(2021年3月時点)。実は信州まつもと空港は、日本一標高が高い空港として一部ファンの間で有名です!

現地スタッフが推す!長野県に行ったら外せないスポットと激ウマグルメ

長野県の魅力は、歴史と文化を感じる門前町や城下町の風情と、おだやかな自然の景色が調和した落ち着きのある雰囲気にあります。絶景を楽しむレジャーや、土地の利を生かしたグルメなど、暮らすほどに日々その素晴らしさに気づくことでしょう。長野県に移住したくなる、おすすめスポットと絶品グルメをご紹介します!

門前町、長野市のシンボル「善光寺」。一度は訪れたいパワースポット!
記事画像

長野市元善町にある善光寺は、日本最古の仏像といわれる「一光三尊阿弥陀如来(いっこうさんぞんあみだにょらい)」を本尊とする寺院。古くは江戸時代から「遠くとも一度は参れ善光寺」と言われ、一生のうちに一度は訪れたい場所として年間約700万人を超す参拝者を迎えています。日本では珍しい無宗教の寺院としても知られ、世界中のファンに愛されています。
善光寺は、そのご利益はもちろん、雄大な山々を背後に抱くロケーションが絶景。参道から山門、本堂へと向かう道すがら楽しめる、四季折々の表情を楽しみに何度も訪れる観光客も。おみやげにはぜひ、長野名物「八幡屋磯五郎」の七味唐辛子をどうぞ!

蓼科に安曇野。日本屈指の快適ドライブルートめぐり
記事画像

長野県の人たちはドライブが大好き!全県にスケールの大きな高原があり、ドライブルートが整備されているので、天気のいい日は広い空と広がる田園風景の中を走るのが本当に気持ちいいんです。
おすすめは、八ヶ岳が一望できるビーナスラインが有名な「蓼科ルート」と、高原の景色とともに松本城や美術館など、洗練された歴史文化を感じることができる「安曇野ルート」。他にも、王滝村には標高2,000mを超える絶景の中を走る絶景山岳道路「御岳スカイライン」や、ドライブ情報誌の「絶景ドライブルート100」にも選ばれた「南アルプスエコーライン」など、走りたくなる道の宝庫です。

食べるのも、打つのも楽しい!そばの達人になってみよう
記事画像

NTTタウンページ株式会社の調査によると、全国で最もそば屋が多い都道府県は長野県なのだとか。また、インターネットメディア「ねとらぼ」の調査「そばがおいしい都道府県ランキング(2021)」では長野県が3位でした。長野県といえば「信州そば」、特に日本三代そばにも数えられる戸隠そばをイメージする人も多いかもしれません。
そばが長野県の郷土食として根付いたのは、そばが涼しい気候や高冷地でも栽培できる農産物として育てられてきたことから。昼夜の寒暖差が大きい長野県では、デンプンがしっかりと熟成したおいしいそばが育つと言われています。
また、長野県では、大人の趣味としてそば打ちに熱中する人がとても多いです。各地には必ずと言っていいほどそば打ちを体験したり、学んだりすることができる施設があり、観光客はもちろん、本格的にそば打ちを勉強したいというセミプロが通っています。免許皆伝になって自分のお店を開く人も少なくありません!長野県に移住したら、ぜひそば打ちを楽しんでみませんか?

移住者に人気の長野県の魅力まとめ

実は長野県は、進学や就職で長野県をいったん離れた若い世代がUターンするケースが非常に多いんです。地元で育った若い世代が帰りたくなる住みやすさは、長く暮らす移住を検討する上で見逃せないポイント。多くの都道府県と隣り合わせで、異文化の受け入れに寛容な気質も、移住向けかもしれません。
ちなみに、生活インフラとして欠かせない「スーパー」のクオリティが高いのも長野県の大きな魅力。特にご当地スーパーとして知られる「ツルヤ」は、軽井沢で別荘ライフを楽しむ人たちの口コミが知れ渡り、今では県外からもファンが訪れるご当地スーパーのメッカとなりました。鮮度や質のいい生鮮食品が揃うのはもちろん、りんごバターや味噌ドレッシング、そばなどのプライベートブランドが充実しているので、毎日の食生活が豊かになること間違いなし!
移住を考える時に一番気になる「住まい」ですが、長野県の移住者向け住宅は実にバリエーションが豊か。「古民家風」「家庭菜園付き」「温泉付き」など、ライフスタイルに合わせて選ぶことができます。不安な人は、本格的に移住する前に住居付きのお仕事で、お試し移住を試してみるのもありですね!
住まいや仕事のことなど、長野県への移住で気になることがあれば、ぜひアウトソーシングに一度ご相談ください。現地スタッフが移住をとことんサポートします。