2021.09.29

埼玉県

すべてをアクティブに楽しめる住みやすい街!埼玉県の魅力とおすすめポイントを現地スタッフが徹底解説!
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東京の北部に位置する埼玉県は、東京へのアクセスの良さからベッドタウンとして発展してきました。以前は東京の影に隠れたような存在でしたが、アルヒ株式会社による「本当に住みやすい街大賞2021」では、埼玉県の川口が堂々の第1位に!また、さいたま市の浦和美園も10位にランクインし、埼玉県の住みやすさが注目され始めています。
埼玉県は、通勤・通学や買い物などの利便性が東京都心並みに良いわりに、物価や家賃が東京よりお手頃。さらに、ほど良く自然も残っており、休日は緑に癒やされたいと考える人には、ピッタリの環境です。県内総生産は全国5位(※)と経済規模も大きく、あらゆる職種の求人があって仕事は充実しているので、都会的なライフスタイルと緑豊かな環境が両立できる移住先としても人気が高まってきています。
そんな埼玉県の魅力とおすすめポイントを、現地スタッフが徹底解説。埼玉県が「本当に住みやすい街」と言われる理由を、ぜひ知ってください!

※内閣府「県民経済計算」2017

大都市でありながら身近に自然を感じられる埼玉県
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埼玉県ってこんなところ

東京都の北に位置する埼玉県は、全国第5位の人口規模を誇ります。関東地方のちょうど中央に位置し、北は栃木県と群馬県、東は千葉県と茨城県、西は山梨県と長野県に接しています。
埼玉県の中心地は、政令指定都市でもあるさいたま市。もともと大宮市と浦和市という埼玉の2大都市が合併してできた市です。さいたま市より東京に近い川口市、蕨市などを含めた中央エリアは、駅前には商業施設やオフィスビルが立ち並び、まさに大都市と言った雰囲気。その他のエリアは、駅前や幹線道路沿いにはショッピングモールや飲食店が多く、買い物には困りませんが、市街地を離れると農地が広がります。お米はもちろん、野菜の生産がとても盛んで、埼玉は首都圏の胃袋を支える一大近郊農業地域でもあります。
このように、埼玉県は都市開発が進みながら、自然とも共存している県です。海はありませんが、都市部を離れると、山や川など自然が豊かな環境が身近にあります。中央から東部は関東平野でのどかな田園風景が広がり、広い平地を生かしてゴルフや野球などのスポーツが楽しめます。西部は秩父の山、長瀞の川など、起伏に飛んだ自然があり、ライン下りや登山などのアクティビティが盛んです。

また、埼玉県が都市として発展しながら、農業も盛んなのは、温暖な気候に恵まれていることも大きな理由!快晴の日が多く、自然災害も少ないので、安心して暮らすことができます。埼玉北部の夏はフェーン現象による猛暑になりがちで、特に熊谷市は暑い街として全国的にも有名になっていますが、冷却ミストの設置、無料での日傘貸し出しなど、自治体による暑さ対策が浸透。暑い夏を快適に過ごす工夫が根付き、暑い街として有名なってから逆に観光客が増えているんですよ。これから全国的に暑さ対策が必要になってくる時代ですが、埼玉の暑い夏を過ごす工夫は一歩先を行ってます!

埼玉の人って、こんな人!

埼玉県の持ち家比率は、全国2位(※1)。東京よりは安いものの、地価は全国4位と高レベルにあるにも関わらず、これだけ持ち家率が高いことは、無駄遣いをしない堅実な県民性を表しています。一方で、服飾費や外食費は東京に次ぐ第2位、教養娯楽サービス費は第1位(※2)で、お金を使うところはしっかり使っています。交際費にかける金額もトップで、人との付き合いも含めて好奇心が強くアクティブな人が多いことがわかりますね。
もともと埼玉県は東京勤務のファミリー世帯が住まいに選ぶことが多く、転勤者も多いので、新しいものや人を受け入れやすい風土があります。また、実は移住促進にも積極的。「埼玉ではじめる農ある暮らし」をキャッチフレーズに、農業就労を希望する人だけではなく、市民農園で野菜づくりを楽しんだり、農山村地域を盛り上げたりする移住者を募っているんです!自治体の移住支援制度も充実していて、もっとも移住しやすい県のひとつと言えます。

※1:総務省「住宅・土地統計調査」2018
※2:総務省「家計調査(二人以上の世帯)」2019

通勤通学に大活躍の鉄道駅は、なんと228駅!

埼玉の最大の長所はアクセスの良さと言えるほど、鉄道網も道路網も充実。県内の鉄道駅総数は、なんと228駅!JR東日本、東武鉄道、西武鉄道、東京メトロ地下鉄と、首都圏の主要路線を抱える事業者と、秩父鉄道、埼玉高速鉄道、首都圏新都市鉄道、埼玉新都市交通と、各地域の重要な足となっている事業者まで、8事業者24路線が通勤通学に大活躍しています。大まかに言うと、県内東部は東武スカイツリーライン、中央部はJR京浜東北線、埼京線、高崎線、宇都宮線、西部は西武池袋線、新宿線、秩父線と東武東上線が大動脈となっています。また、上越東北新幹線が大宮駅、熊谷駅に停車するので、新潟などの上越や仙台などの東北地方へのアクセスも良好です。

道路網も、圏央道、外環道、東北道、関越道、常磐道、首都高と、充実した高速道路ネットワークがあり、東京都内へのアクセスはもちろん、近県への移動もラクラク。休日は、テーマパークや海、山などに遊びに行くのに不自由はありません。
空路は、もっとも近い空港は羽田空港です。直通のリムジンバスが運行していて、例えば大宮ー羽田間は2時間程度で到着できます。本数も多いので、特に不便に感じることはないでしょう。

現地スタッフが推す!埼玉県に行ったら外せないスポットと激ウマグルメ

埼玉県には、歴史的な名所や自然が美しいスポットがいっぱい。交通アクセスが良いので、どこへも気軽に出かけることができます。また、飲食店も多いので、食べ歩きも楽しめます。海なし県ならではのご当地グルメも外せません!

春日部の「首都圏外郭放水路」は、迫力満点の地下神殿!
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クレヨンしんちゃんの舞台として知られる春日部市。この春日部市の地下深くに「首都圏外郭放水路」があります。「防災地下神殿」とも呼ばれ、大ヒット映画「翔んで埼玉」のロケにも使われました。また、モニター管理室はウルトラマンなどの特撮モノやドラマのロケにもよく使われていて、実際に中に入ると「どこかで見たことある!」と感じられると思います。
地下22m、116段の階段を降りた先に広がる調圧水槽は、迫力満点!当初は決められた日しか見学できませんでしたが、現在はほぼ毎日見学できるようになりました。この地下神殿は夏でも20度前後に気温が保たれているので、夏は涼みながら見学が楽しめます!
春日部市には、他にも天然記念物となっている樹齢1200年の藤の花が見られる「牛島の藤(藤花園)」や温泉もあります。もちろんクレヨンしんちゃんの街ならではのスポットも数多く、全国的に有名なケーキ店も。のどかな風景は、散策するのにもってこいの街です!

北欧フィンランドの趣を感じられる森と水の街「飯能」
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池袋駅まで西武池袋線で1時間弱と、東京にほど近い飯能市。都心に近いにも関わらず、自然が色濃く残っていて、休日にはアウトドアクティビティが楽しめる街です。
名栗川や高麗川のほとりにはバーベキュー場やキャンプ場がいくつもあり、休日は川遊びとキャンプを楽しむ親子連れや若者たちで賑わっています。また、自然を大切にして暮らすフィンランドとの交流が深く、ムーミンシリーズの作者トーベ・ヤンソンの名前を冠した「トーベ・ヤンソンあけぼの子どもの森公園」は、広々とした敷地内で自然を感じながら子どもから大人までが楽しめる公園です。そして2019年には、ムーミンの世界観を体験できる日本初のテーマパーク「ムーミンバレーパーク」がオープン!森と水に囲まれた飯能は、ムーミンの舞台を再現するのにピッタリです。
飯能市は、手厚い移住支援策を実施し、移住先としても注目度急上昇中。ムーミンの登場キャラクターのスナフキンのように、肩の力を抜いてゆったりと暮らしたい人に、ぜひおすすめしたい街です。

埼玉名物「ご当地うどん」を食べ歩こう!
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埼玉県は、小麦の生産が昔から盛んだったこともあり、うどんがとても良く食べられています。埼玉県内をドライブすると、幹線道路沿いにあるうどんチェーン店の多さに驚くほど!また、各地域ごとの「ご当地うどん」を食べる楽しみもあります。
江戸時代から武蔵野台地で食べられてきた「武蔵野うどん」は、讃岐うどんよりも強いコシが特徴。ダシが利いた醤油味の温かい肉汁に冷たいうどんをつけていただく「肉汁うどん」が人気です。熊谷市は、グルメイベント「全国ご当地うどんサミット」が開催されるほどのご当地。熊谷うどんは食感がツルツルでモチモチした食べごたえです。
埼玉県北東部に位置する加須市の「加須うどん」は、昔ながらの手打ちうどんで、手打ちならではのコシの強さとのどごしの良さが特徴。中央部の川島町では、暑い夏を乗り切るためのスタミナ料理「かわじますったて」が定番。すり鉢でごまと味噌を合わせ、きゅうり、みょうが、大葉などの夏野菜を合わせてつけ汁にして食べる冷たいうどん料理です。

移住者に人気の埼玉県の魅力まとめ

埼玉県は、東京の都心へも、豊かな自然にも、あっという間にアクセスできる利便性が人気。また、洗練された料理が楽しめるレストランなどの飲食店や、流行のアイテムが手に入るショッピングモールも多く、グルメや買い物を楽しむのにもまったく困りません。サッカーを始めとしたプロスポーツチームも多く、競技場などの施設も充実しているなど、スポーツを楽しめる街でもあります。仕事も遊びもとことん楽しみたい若い世代、ファミリー世代にはピッタリの街ですよね。

このような埼玉の暮らしやすさが評価され、移住先としても人気が上昇中。埼玉県は東京にほど近く、経済規模も大きいので、さまざまな職種で求人が多く、幸いにして仕事を見つけることは難しくなさそう。しかし、東京よりも地価や家賃が安いとは言え、全国的に見ると高レベルにあるので、いきなり仕事も住まいもすべて整えて移住するのは、資金的にも心理的にもリスクが高いかもしれませんよね。
そんな時は、自治体の移住支援制度をまずはチェック。埼玉県の各市は移住を強く支援しているので、自治体により資金援助や賃貸物件の優先あっせんなど、さまざまな支援策があります。
そしてもうひとつチェックしたいのが、住まい付きのお仕事で「お試し移住」をすること。住まい付きならば、移住にかかる資金をぐっと抑えることができますし、住んでみて分かる地域の情報を手に入れることもできます。
アウトソーシングは、お仕事のことはもちろん、住まいのことも生活のことも、相談に乗ります。地域ごとの細かな情報も提供しますので、不安なことがあれば、ぜひアウトソーシングにご相談ください!