2021.09.29

三重県

名古屋から55分!大阪から1時間40分!移住先として人気が高まる三重県の魅力
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紀伊半島の東部にある三重県は、南北に細長い形をした県です。
県の北部や西部には鈴鹿山脈や紀伊山地などの山岳地帯があり、東部には伊勢湾・熊野灘に面した伊勢平野が広がっています。
三重県の公式ホームページによると、県外からの移住者数は統計を開始した2015年度から徐々に伸びていて、5年間で累計1,400人を超えました。特に関西圏からの移住人気が高く、全体の42%が近畿地方からの移住です。
ここでは、三重県への移住を検討している方に向けて、三重県の気候や都市部からのアクセスなどの基本情報とおすすめスポットをご紹介します。Iターン・Uターンを考えている方は参考にしてください。

三重県の気候・県民性・アクセスを調査
三重県ってこんなところ

三重県は、地理的特徴や産業、歴史の違いによって5エリアに分けられます。
最も北に位置する「北勢エリア」は、中京圏へアクセスしやすく、中京工業地帯に属する四日市市を中心に製造業が発展しています。
県庁所在地の津市がある「中勢エリア」には、歴史的建造物や古い町並みが残ります。交通インフラが整っていて、中京圏や関西圏への移動も便利です。
県南東部の「伊勢志摩エリア」は、伊勢神宮やリアス式海岸で有名なエリア。観光業のほか漁業や水産業が盛んです。
「伊賀エリア」は、関西圏への通勤通学に便利で、県外からの移住者が最も多い地域。製造業の企業が集まっています。
県南部の熊野灘に面した「東紀州エリア」は、海、山、川など自然を身近に感じられます。産業の中心は、漁業や農業、林業など。
気候は、平野部と盆地部と山間部で異なります。平野部は日照時間や快晴日数が多く、一年を通して温暖で過ごしやすいのが特徴です。伊賀エリアの盆地は夏に暑く冬に寒くなり、山脈・山地では冬の積雪が多くなります。

三重の人ってこんな人!

近畿地方と東海地方の間にある三重県。実は、三重県がどちらの地方に属しているのか県民もわかっておらず、「別にどちらでもいい」と考えているようです。このことからもわかるように、三重県民には強烈な個性やこだわりがなく、相手に合わせて行動するのが得意。
昔からお伊勢参りのために全国から人が集まってくる土地柄、気配り上手で、愛想がいいともいわれています。コミュニケーションスキルが高い人が多く、初対面でも接しやすいので、すぐに打ち解けることができますよ。

三重県へのアクセス

東京から三重県まで行くには、名古屋を経由する必要があります。東京から名古屋までは新幹線で約1時間40分です。名古屋から津までは約55分、松坂までは約1時間10分、伊勢市までは約1時間30分かかります。
大阪からは特急利用が一般的。津まで約1時間40分、松坂まで約1時間50分、伊勢市まで約2時間です。
車を利用した場合、三大都市から津インターチェンジまでの所要時間は、東京から約5時間、大阪から約2時間、名古屋から約1時間10分となります。
三重県にはJRや私鉄各線、高速道路・高規格道路が整備され、県内の市町村をつないでいます。

歴史ある伊勢神宮から異国情緒ただようテーマパークまで!観光大国・三重県のおすすめスポット

「日本人の心のふるさと」といわれる伊勢神宮や、世界遺産の熊野古道、忍者の里・伊賀、美しいリアス式海岸といった有名な観光地が多い三重県。また、高級食材の松阪牛から庶民の味の伊勢うどんまで、多彩なグルメが味わえるのも嬉しいですね。

伊勢神宮
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「お伊勢さん」の名で知られる伊勢神宮は、2000年の歴史をもつ神道の聖地。広大な敷地には、内宮・外宮をはじめ125もの社があります。最初に伊勢市街の外宮を参ってから、五十鈴川ほとりにある内宮を参るのが正式な参拝ルートです。
参拝後は、おはらい町とおかげ横丁を散策してみましょう。老舗の和菓子屋さんや伊勢うどんの名店が軒を連ね、食べ歩きをするお客さんで賑わっています。

志摩スペイン村パルケエスパーニャ
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志摩市にあるリゾート施設「志摩スペイン村」にあるのが、スペインの街並みを再現したパルケエスパーニャ。バルセロナにあるグエル公園をイメージした広場や鮮やかなウォールアートなど、絵になるフォトスポットがいっぱい。
本格的なフラメンコショーやキャラクターショー、パレードが開催されていて、大人も子どもも夢中になって遊べるテーマパークです。

高級グルメの伊勢海老&松阪牛
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三重県のグルメといえば、なんといっても伊勢海老と松阪牛です。
栄養分が豊富な伊勢湾で獲れた伊勢海老の身は、甘みと旨みがぎゅっと詰まってプリプリ。焼いても茹でてもお造りでも絶品なエビの王様です。
松阪牛は、きめ細やかな霜降りが美しく「肉の芸術品」の異名をもつブランド牛。甘く上品な脂が舌の上でサッと溶けるレアステーキがおすすめです。

大阪・名古屋へのアクセスがよく、気候も人柄もあたたかい!三重県まとめ

悠久の歴史と雄大な自然が調和した見どころの多い三重県ですが、実は観光だけではもったいないほど、住みやすいエリアでもあります。
名古屋から津まで約55分、大阪から津まで約1時間40分とアクセス良好なため、通勤通学、買い物に便利。また、晴れが多く温暖な気候や、気配り上手な県民性が、他所から来た人をあたたかく迎え入れてくれることも手伝い、近年、移住人気が高まっているのです。
都市部の喧騒から離れ、気候と人柄がおだやかな土地へ移り住みたいと考えている方にとって、三重県は理想的ではないでしょうか。
もっと三重県のことを知りたい、移住後の暮らしをイメージしたいという方には、現地スタッフが詳しくアドバイスしています。お気軽にご相談ください。