2021.08.30

群馬県

バラエティに富んだ自然が楽しめる温泉大国!
群馬県の魅力とおすすめポイントを現地スタッフが徹底解説!
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群馬県は、県民1人あたりの所得が全国5位(※1)と比較的高所得でありながら、物価水準が全国で3番めに低く(※2)、家計的にとても暮らしやすい県。しかも、住宅地の平均価格は1㎡あたり東京都のわずか10分の1(※3)と、広い庭の一戸建ても夢ではありません!
群馬県の2大都市の高崎市と前橋市は、東洋経済新報社による「全47都道府県幸福度ランキング2020年版」の中核市部門で、高崎市が3位、前橋市が7位と、そろってトップ10入り。全国的に見ても、暮らしやすさが評価されていることがわかりますよね。
群馬は古くから産業が栄えた地域で、特に製造業や伝統工芸が盛んです。また、東京から100km圏内とアクセスしやすい立地ながら、変化に富んだ自然に恵まれ、さまざまなアウトドアアクティビティが楽しめる移住先としても注目を集めています。現地スタッフが、群馬県の魅力とおすすめポイントを徹底解説します!

※1:内閣府「県民経済計算」2017
※2:総務省統計局「小売物価統計調査」2019
※3:国土交通省「都道府県地価調査」2018

山、清流、湿原、湖!とことん自然と遊べる群馬県。
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群馬県ってこんなところ

群馬県は関東地方の北西部に位置してます。南部は関東平野で平坦ですが、北部や西部は山地が多くなります。海のない内陸県ですが、榛名山、赤城山、妙義山の上毛三山を始め、清流や湿原、湖など、豊かな自然に恵まれています。そして、温泉地はなんと100以上で全国一の温泉大国!草津温泉、伊香保温泉など、全国的に有名な温泉地がいくつもあります。一方、平野部は自動車メーカーなど大企業の工場が多く、製造業が盛んです。
気候は、平野部は太平洋型ですが、内陸部のため夏はとても暑くなります。冬は山からの冷たく乾燥した「からっ風」が吹きます。北部の山間部は日本海型の気候で、夏は涼しく、避暑地としても人気です。冬は積雪量が多く、スキーが楽しめます。

また、群馬は子育て環境の整備に力を入れています。中学生までは医療費が無料。協賛店舗5,700店以上で特典が受けられる「ぐんまちょい得キッズパスポート」の発行など、さまざまな子育てサポート施策を実施しています。その結果、子供服メーカーのミキハウスによる「パパ・ママ目線による子育て満足度調査2017」では、群馬県が「子育て満足度」関東1位に!地域に住んでいる人の子育てに対する本音が反映されている調査なので、子育て環境の良さは地元民のお墨付き、ということですよね。子育て環境に魅力を感じ、東京などの大都市から移住をする人も増えています!

群馬の人って、こんな人!

世界遺産の富岡製糸場があるように、古くから養蚕や絹織物産業が発達していた群馬県。その働き手は女性が主だったため、女性の収入に頼る家庭が多く、群馬の名物を指す言葉として「かかあ天下とからっ風」が生まれたほど。女性の立場が昔から強かったようです。
また、宿場町であちこちの新しい文化が入ってくるため、新しいもの好きで飽きっぽい一面も。その分、移住者も最初から受け入れる姿勢があり、疎外するようなことはありません。義理人情に厚く、裏表がないので、しっかり真正面から向き合ってくれます。懐に入ってしまえば付き合いやすい人が多く、移住者には心強い存在になるでしょう!

東京まで100km圏内!個性あふれる列車も運行

群馬県は東京まで100km圏内にあり、上越新幹線も通っているので、高崎市などの南部は東京のベッドタウンの側面もあります。新幹線で高崎駅から東京駅までは約50分、在来線を使っても上野や新宿まで約1時間40分。東部には東武鉄道が通っていて、館林駅から浅草駅までは1時間ほどで到着します。東北自動車道、関越自動車道などの高速道路も充実し、クルマでのアクセスも良好です。
また、群馬県には鉄道ファンにはたまらない列車がいくつもあります。JR高崎駅から上越線水上駅または信越本線横川駅へ向かうSL、「ぐんまちゃん列車」が走る上信電鉄、昭和初期の駅舎や電車が残る上毛電気鉄道、トロッコ列車もあるわたらせ渓谷鐵道など。移動としての利用はもちろん、鉄道の旅としての楽しみもあります。

現地スタッフが推す!
群馬県に行ったら外せないスポットと激ウマグルメ

群馬県の魅力は、バラエティに富んだ自然があること。四季折々の絶景に癒やされたり、ダイナミックに体を動かしたりできるスポットが数多くあります。また、豊かな自然に育まれたグルメも魅力!群馬に住んだらぜひ行きたいスポットやグルメをご紹介します。

高崎市の絶景ポイント!四季折々の表情が楽しめる榛名湖
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県庁所在地の高崎市中心部から、クルマで1時間ほど。榛名山の火山活動によって生まれた榛名湖は、360度自然に囲まれた絶景スポットです。標高が高く、夏でもさわやかな気候で、キャンプやサイクリングが楽しめます。一面が真っ赤に染まったような秋の紅葉は必見。冬には湖畔がライトアップされ、幻想的なイルミネーションを見ることができます。
また、榛名山の中腹にある榛名神社は、パワースポットとして注目度急上昇中。沢沿いの境内はたくさんの奇岩・巨岩に囲まれ、自然のダイナミズムも感じることができます。

アウトドアアクティビティの後は、水上温泉で疲れを癒そう!
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数ある群馬県の温泉の中でも有名な水上温泉は、電車でもクルマでもアクセス良好。個性豊かな日帰り温泉が多数ありますが、年間を通じてさまざまなアウトドアアクティビティが楽しめるスポットでもあります。
春夏には、近くの谷川岳や尾瀬湿原でトレッキング。川ではラフティングや渓流釣りなどのアクティビティを楽しむ人で賑わいます。冬はスキー場がオープンし、クロスカントリーやスノーシューなど本格的なウィンタースポーツも楽しめます!
思いっきり体をアクティビティで動かした後は、やっぱり温泉が一番!渓流ならではの鮎やイワナの川魚、きれいな水と空気が育てた上州牛など、絶品グルメも待っています!

「粉もん」文化の代表格「おっきりこみ」
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群馬県では古くから小麦の栽培が盛んだったため、「粉もん」の名物が数多くあります。中でも群馬県民に愛されているのが、「おっきりこみ」。地域によっては「ほうとう」「にぼうとう」と呼ばれることもあります。うどんをさらに幅広くしたような生麺と、季節の野菜を一緒に煮込んだもので、具材はニンジン、長ネギ、ダイコン、シイタケ、ジャガイモ、サトイモなど、山で取れる根菜が中心です。2014年には群馬県無形民俗文化財に指定されました。
味付けは、しょうゆ味が多いですが、しょうゆと味噌を合わせたり、味噌のみというものも。おっきりこみが食べられるお店では、それぞれ味付けや具材に工夫をしています。また、おっきりこみの麺は、群馬のスーパーで普通に手に入ります。家庭で好みの味を追求するのも楽しいですね!

移住者に人気の群馬県の魅力まとめ

温泉大国で、アウトドアアクティビティが堪能できる群馬県。スポーツ好きな単身世帯の若者はもちろん、子育てをする環境が整い、女性の就業率も70%と高い(※4)ことから、家族で移住する人も増えてきています。自然に恵まれながら東京にも近いので、移住へのハードルも低く、IターンやUターンを考えている人も多いと思います。

Iターン、Uターンを考えた時、気になるのは仕事の問題ですが、群馬県は製造業が盛んで有効求人倍率も高い傾向にあります。求人数が多く、仕事には恵まれた環境ですが、自分に合った仕事が見つかるかどうか、やはり不安がありますよね。住まいも、実際に暮らしている人ではないとわからないことも多くあります。
そんな不安がある人にとって心強いのは、やはり現地の人。アウトソーシングは、現地スタッフが仕事のことも、住まいのことも、生活のことも相談に乗り、移住をしっかりサポートします。移住には資金もかかるので、なかなか踏ん切りがつかない人も多いと思いますが、仕事と住まいがセットで整っている「住居付きのお仕事」で「お試し移住」することもできます。群馬県への移住に興味があるならば、ぜひ一度アウトソーシングにご相談ください。

※4:総務省統計局「就業構造基本調査」2017