2020.4.23

軽作業って実際はどうなの?口コミ・評判から見る軽作業に向いている人

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軽作業の求人に応募するにあたって、そもそも軽作業とは具体的にどんな仕事なのか知りたい方も多いことでしょう。軽作業の仕事について、疑問や不安がある場合は、経験者の口コミを参考にしましょう。この記事では、軽作業の仕事内容と口コミを紹介し、そこから考察できる軽作業に向いている人・向いていない人の特徴を説明します。

1.軽作業の種類・仕事内容とは?

軽作業の仕事と一口に言っても、仕事内容は多岐に渡ります。軽作業とは、一般的に体力を必要としない仕事を指しますが、仕事内容によって多少の差があります。ここでは、代表的な5つの軽作業の仕事を説明しますので、自分はどの仕事と相性が良さそうかをよく考えてから応募しましょう。

1-1.仕分け

仕分け作業は、届いた荷物を種類や配送先ごとに仕分けたり、ベルトコンベアから流れてくる荷物を分類したりする仕事です。パンやお菓子などのように軽い商品もあれば、飲料や機械の部品など重たいものを運ぶ場合もあります。そのため、何を仕分けるのか応募前に確認しておくと安心です。また、仕分ける種類が多い場合は、作業がやや複雑になります。仕分け作業の仕事場は倉庫内が多く、検品作業とセットで行われる場合もあります。

1-2.梱包

梱包は、商品を箱に入れたり、ギフトラッピングをしたりする仕事です。手先が器用であることはもちろん、スピーディに行う手際の良さも重要です。梱包する前に、肝心の商品に欠陥がないかを確認する作業も含まれます。梱包の場合、直接商品に触れるので、汚れや破損させることがないように注意しながら作業しなくてはなりません。また、ワインなどのように割れやすい商品の場合は、梱包のテクニックも求められます。梱包は、顧客にチェックされやすい仕事です。梱包の出来栄えが悪いと、クレームに発展する可能性もあります。

1-3.ピッキング

ピッキングは、指定された商品を倉庫の中から探し出し、指定場所まで持ってくる仕事です。ピッキングの求人で比較的多い職場は、ネットショップの倉庫です。広い倉庫を歩き回ることになりますが、人によっては宝探し感覚で楽しめる場合もあります。基本的に商品は番号ごとに棚などに並べられていますので、最初に全体の配置ルールを頭に入れておくのがコツです。歩く速度に加えて、いかに早く最短ルートを見つけられるかが作業効率アップに大きく影響します。そのぶんだけ、工夫し甲斐のある仕事だと言えるでしょう。倉庫内では、衝突や転倒などには十分注意する必要があります。

1-4.検品

検品は、商品に傷や汚れ、不具合がないかを確認したり、表示されている個数や内容量は実物と同じかを確認したりする仕事です。作業の最終工程を担う仕事であり、ここで不具合を見逃してしまうとクレームに直結します。最終チェックをする担当者としての責任感を持って注意深く検品することが大切です。

1-5.シール貼り

シール貼りの作業を依頼される場合もあります。シール貼りは検品と同時に行われることも多いでしょう。たとえば、検品が済んだ商品に「検品済」のシールを貼るほか、お中元やお歳暮用の商品に賞味期限のラベルを貼るといった作業などが想定されます。シール貼りだけであれば座り仕事になりますので、動き回るピッキングなどと比べると体力的な消耗は少ないでしょう。シール貼りで大事なのは、指定された位置にズレがないように、きれいにシールを貼ることです。貼る人によって見た目に差が出ないように注意する必要があり、多少の器用さも求められます。

2.軽作業バイトの口コミ

軽作業の求人に多い仕事内容を理解したところで、ここからはネット上に投稿されている軽作業の口コミを紹介します。良い口コミと悪い口コミの両方を紹介しますので、双方を参考にして総合的に判断しましょう。

2-1.良い口コミ

まずは、良い口コミですが、柔軟に働けることを評価する意見が目立ちます。たとえば「短期でできるので便利」「シフトに自由がきく」「服装やネイルが自由なのが嬉しい」といった口コミが多く、自分の都合に合わせて働きやすい仕事だと言えます。また「仕事内容が簡単ですぐに覚えられた」「人間関係のストレスがほとんどない」「仕事内容の割に給料が良い」など、仕事内容自体を評価する口コミが多いのも特徴的です。

一人で黙々と作業するケースが多く、コミュニケーションが苦手な人でもこなせる仕事がたくさんあるためと考えられます。自分なりのペースで仕事を進められるので、あっという間に時間が経つと感じる人もいるようです。歩いたり物を運んだりする業務について「良い運動になった」「多少のダイエットになった」という口コミを投稿した人もいます。

2-2.悪い口コミ

次に、悪い口コミについては、体力面の消耗を訴える意見が多くあります。たとえば「扱うモノの量が多すぎて忙しかった」「倉庫を走り回ったのですごく疲れた」「製品が重く、筋肉痛になった」などの口コミが散見されます。軽作業と聞いていたのにもかかわらず、実際には想像以上に大変な仕事だったと感じた人も少なくないようです。また、「同じ作業の繰り返しが精神的につらかった」「飽きる」など、単純作業ゆえの不満も多くあります。

シール貼りや仕分けなどでは、人よりも早く仕事をこなせてしまう人だと「仕事が遅い人も同じ給料なのが納得いかない」と感じる場合もあるようです。加えて、倉庫などではオフィスのように空調が効いていないところも多く「寒い場所での作業なのできつかった」など、職場環境に不満を持った人もいました。

3.軽作業が向いている人

ここからは、口コミを参考に軽作業のアルバイトに向いていると思われる人の特徴を紹介します。

3-1.短期で稼ぎたい人

まずは、短期で稼ぎたい人です。軽作業の仕事は、お中元やお歳暮、クリスマスなど短期のアルバイトも多く、期間も数日から2週間程度などさまざまです。さらに、午前中あるいは午後の数時間だけなど、短時間勤務が可能な求人も多数あります。稼ぎたいけれど、勉強や育児などプライベートの都合とも両立させたい人にも検討しやすい仕事だと言えます。仕事もすぐに覚えられるものが多いため、初めてアルバイトをする人にもハードルが低いでしょう。仕事内容によっては、時給が高い場合もあります。また、シフト制で夜勤がある場合、夜勤に入ればさらに手当ても出ます。

3-2.体力がある人

体力がある人も向いています。力仕事とは言えない仕事であったとしても、ピッキングのように1日中倉庫を歩き回ったり、仕分けの際に重たい荷物を運んだりする場合もあります。そのため、最低限の体力は必要です。重たい荷物を運ばなくても、立ち仕事も案外疲れるものです。もともと肉体系の仕事を続けていた人やスポーツをやっていて体力のある人ならば、対応できるでしょう。

3-3.集中力を維持できる人

集中力を維持できることも大切です。たとえば、検品作業などは長時間にわたる繰り返し作業ですが、ミスは許されません。1日何十個、何百個の確認作業を、ミスなくやり切れる、または不具合を1つも見逃さずにチェックができる集中力が求められます。もともと集中力が高く、さらに観察力がある人は検品作業に向いています。

3-4.正確さとスピードを両立できる手際のいい人

正確さとスピードを両立できる人も、軽作業に適しています。正確さは大事ですが、時間がかかり過ぎると決められた時間内に作業を終えられません。軽作業では、正確さに加えて指定の時間内にかなりの量の荷物を処理できるスピード感も重要です。「どうすればもっと早くできるか」といった工夫を積極的に行える人、さらにそれを楽しめる人は向いています。主体的に効率性を追求できる人は、次回も来て欲しいと声がかかるかもしれません。

3-5.真面目で丁寧な人

真面目で丁寧な人は、軽作業の現場でも評価されます。どんなに手際の良い人でも、適当にやると事故につながったり、ミスや見逃しをしてしまったりするおそれがあります。単純作業の場合は、慣れてくるとどうしても油断してしまいがちです。慣れてきても最後まで気を抜かず、真面目に同品質の仕事を続けられる人は軽作業の適性があると考えられます。

4.軽作業が向いていない人

軽作業を実際にやった人の口コミから、軽作業が向かない人も推測できます。まず、軽作業に向いていないのは「同じ作業の繰り返しにすぐ飽きる人」や「人と話さずに黙々と仕事をすることに苦痛を感じる人」タイプです。たとえば、クリエイティブな仕事が好きな人、社交的な人は、軽作業の現場ではポテンシャルを発揮しにくいでしょう。また「手先が器用でない人」「スピードを求められるのが嫌な人」も、仕事内容によってはストレスを感じてしまう可能性があります。最後に、軽作業といっても立ち仕事や体を使う仕事はそれなりに身体を消耗しますので「体力がなく疲れやすい人」も応募は控えたほうが無難です。

5.軽作業に興味がある人におすすめの「期間工」

軽作業の仕事に興味を持っている方に、ぜひ選択肢に入れて欲しいのが期間工です。期間工とは、主に車の製造現場で働くメーカー直接雇用の契約社員のことです。自動車製造には複数の工程があり、部品の組付け作業や塗装、検品など、さまざまな仕事があります。たとえば、自動車部品の中でもエンジン部品は比較的重量が軽く、エンジンの製造ラインでは女性が働いているケースも少なくありません。

さらに、大手メーカーの直接雇用で働くことにはメリットが多く、特に給与と福利厚生が非常に充実しています。たとえば、契約社員でも、会社負担で社員寮に住めたり社員食堂が使えたりするので、無駄な出費を抑えて効率よく稼ぐことができます。大手メーカーの場合、基本的に導入研修もきちんとしており、配属前に座学と現場の両方の研修が行われるので初心者にも安心です。研修後にも、教育係がつくなど、OJTで仕事を学べる体制が整っていることが多いです。

自分に向いていると思ったら応募してみよう!

軽作業の仕事でも、期間工の仕事でも、興味を持ったらすぐに詳細を調べてみることです。軽作業といっても仕事内容はさまざまですし、大手メーカーの期間工では想像以上の待遇で仕事ができる場合もあります。求人募集に記載されている条件をよく読み、口コミも参考にして自分にぴったりだと思ったらぜひ応募してみましょう。

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